さすらいの茶人_1(呈茶所おたく)

伝想庵外景

 丈山苑や佐喜知庵でいろいろな経験をした小生は、その後も機会を作っては
各地(といっても行動範囲はしれてますが)の似たような施設を訪ね歩きました。
 いってみれば「呈茶所おたく」ですが、自分ではすっかり「さすらいの茶人」の
つもりです。

 昨日、茶会を愉しむと思えば、今日はひとり静かに茶を啜る。 
月を偲び、花を愛で、久しく顔を見ぬと案ずれば、 風の音に
その勇名を聞く。   ああ、さすらいの茶人よどこへ行く。

 念のためにことわっておきますが、小生は茶人などという段階では全然ありませんし、
また、茶人をめざそうというような志も全く持ち合わせておりません。
というより、茶人とは何かすらよくわからないというのが、正直なところです。

 ただ、こんな風に自分を、旭か裕ちゃん(歳がわかる)のように見立てながら、
 おっと、またこんな場所に来てしまったか、今日はどんな悪人を懲らしめる運命か。
などと考えながら、初めて訪れる茶室の前に立つ...というのも、
どうしてなかなか気分が出るものです。

伝想庵の門

 馬鹿な話はさておいて、「茶道を覗けば」でお話しした、丈山苑や佐喜知庵の
すぐ近くの市に、やはり同じような施設があります。
 時期的には少し後になりますが、ここも例の如く、仕事の帰りにうろうろしていて
見つけました。

 こちらは、寄贈者である、この辺りに本拠を持つ大手自動車関連会社の名前が
由来らしく、伝想庵というなかなかムードのある名称がついています。

 例の如く呈茶券(や、やすい!)を求めてから、親施設である市の文化会館の
広い日本庭園のなかをゆっくり歩いて伝想庵の入口まで来ますと...
どうも客と思しき和服の女性が行き交うのが目につきます。 
 ここもどうやら、あまり素人が出入りするところではなさそうです。
 
 ま、小生はなんといっても、さすらいの茶人ですから。 驚きません。 (つづく) 

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