さすらいの茶人

さすらいの茶人

さすらいの茶人_14(近衛邸を覗く者)

 ここは、広い書院2部屋と茶室があり、それらがすべて畳敷きの廊下で 繋がっているというダイナミックな造りで、廊下の外にさらに縁側があります。  その中のどこでもよいから好きな所に座っていると、抹茶......   続きを読む ≫
さすらいの茶人

さすらいの茶人_13(不審な茶室)

 脇目も振らずに下まで降りて来ると、ちょうど小さな神社があります。 これは好都合、と急いで参拝をして、さらにもう少し遠くまで...  もう大丈夫。 ここまで追いかけては来ないだろう。 (もともと、......   続きを読む ≫
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さすらいの茶人_12(怪談 丑寅櫓)

 ここは丑寅櫓(うしとらやぐら)という怖い名前がついています。 階段の下から見上げてみると、なんというか、やはり止めておいた方がよいような。  結局、入口の戸を出来るだけ一杯に開き、すこしでも明......   続きを読む ≫
さすらいの茶人

さすらいの茶人_11(無人の城)

 以前お話ししたことのある、伝想庵へ行こうとした時のことです。 近くに城らしき物が見えます。 ちょっと寄ってみよう、 と車を止め、 すぐ下まで歩いて行くと、「櫓開放」と書いた立て札がありました。 ......   続きを読む ≫
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さすらいの茶人_10(非日常へのワープ)

 小生は以前、別の茶室(伝想庵)の小間へ座敷側から案内してもらった ことがありますが、いわば休演日に舞台を裏から覗いたようなものです。  ところが今回は違います。 客として招かれ、正しい入口から入......   続きを読む ≫
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さすらいの茶人_9(ひとり茶会)

   よく見ると、入る時に通ってきた小部屋に、芳名帳が置いてあります。 おっと、これに名前をかかなくちゃ。 なんといっても、今から始まる茶会の たったひとりの出席者なんだからな、 小生は。
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さすらいの茶人_8(山腹の茶室)

 忠実な執事が連絡を入れてくれたので、あとは小生が茶室へ 降りて行けば、抹茶が飲めるという手筈が整いました。  でも客は小生ひとりだけの様子で、ということは、あの茶室が 小生の貸切ということでは?......   続きを読む ≫
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さすらいの茶人_7(呈茶を所望じゃ)

 仕事の帰りに、海沿いの道路を走ることがあります。 このあたりに何か、と思いながらふと道の反対側を見上げると、 小高い山の上に結構有名な老舗のホテルが見えました。  「ちょっと行ってみろ。」と、さ......   続きを読む ≫
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さすらいの茶人_6(新宿御苑の蟻)

           (写真は公式ホームページより)  ここは楽羽亭という名前で、期待通りの外観です。 ちょうど西欧人らしき一団が出てくるところでした。(さすが東京!) 「日本の文化、大変にスバ......   続きを読む ≫
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さすらいの茶人_5(呈茶 in Tokyo)

                      (写真はウィキペディアより)  仕事で東京へ行った帰りに、うまい具合に時間が空きました。 小生は1年に1、2度ぐらい東京に行きますが、急いで帰ることが多......   続きを読む ≫
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