ここは丑寅櫓(うしとらやぐら)という怖い名前がついています。
階段の下から見上げてみると、なんというか、やはり止めておいた方がよいような。
結局、入口の戸を出来るだけ一杯に開き、すこしでも明るくしておいて、
少しずつ階段を上り始めました。
2階に近付くにつれ、ほとんど真っ暗で何も見えません。
手に持っていたデジカメのモニタの明かりをかざしてみると、結構懐中電灯の
代用になります。 これでポケットにBDバッジがあれば、さしずめ少年探偵団...
ちょっと古過ぎます。
これは最上階の3階です。 デジカメのストロボで明るく見えていますが、
窓もしっかり閉まっていて、もちろん真っ暗です。
鎧などがおいてあったら、階段から滑り落ちたかもしれません。
これ以上いても、ろくなことがなさそうですから、下に降りることにしました。
ところで、抹茶の話がそろそろ出て来ないと不自然です...。
そう、小生が階段を降り始めると、ちょうど最上階のあたりから、
抹茶を点てるシャカシャカという音と、シクシク泣く声が... ギャー-
というのは嘘ですが、階段から下を覗くと...
靴脱ぎ場に小生の靴が一足だけポツンと置かれていて、なんか不気味です。
もっとも、2足も置かれていたら、それこそ ギャー- ですが。
でも、なんだか先ほどより少し暗いような。
そういえば、階段を上る前に、出来るだけ明るくしようと入口の引き戸を
一杯に開いておいたはずです。
ふと入口を見ると、ほとんど閉まりかけています。 ギャー- (つづく)
コメント
メチャメチャ怖い!
よく入ったよね。
でも次はどうなるのかな?
ちゃんと お茶を頂けるのでしょうか?
あっ お菓子も・・・
[…] 先ほどの丑寅櫓が、じっとこちらを覗いていました。 […]
何故、入口の戸が閉まりそうになっていたか、今でもまったくの謎です。