とにかく、見よう見まねで煎茶を頂きました。
隣のヴェテランも落ち着かぬ様子で飲んでいますが、小生はもう
余裕綽綽です。 なんせ、見まねなら小生は経験たっぷりですから。
お菓子も頂いたし、煎茶なんか2杯も飲んだし。
満足して帰ろうとすると、煎茶の師匠がおっしゃいます。
「よろしかったら抹茶もどうぞ。」
もちろん、異論のあるはずもなく、導かれるままに、普段は入れぬ
小間(狭い部屋で、茶道では普通もっとも趣向を凝らす部屋)に入りました。
特別ついでに、普段は見られぬ道具などを見せて頂き、最後に
(また、お菓子付きで)抹茶が出てきます。 何となくその場の雰囲気は
家庭的な和やかなものになり、小生もヴェテラン群も皆くつろいで
抹茶をいただけたのが、小生には何より有り難かったものです。
今日は、や、やすい! で、2~3服もお茶を頂いたような。
いつもこんなだと、ありがたいんだが。 などと都合のよいことを考えます。
ところで、帰りの車の中で、何となく腑に落ちぬ謎に気づきました。
小間を案内してくれた師匠は、茶道の道具をいろいろ説明してくれたり、
抹茶を出しながら、茶道関連の話を次々と披露してくれましたが、
あの師匠は、たしか煎茶道の師匠のはずだったが...。 (つづく)
コメント
[…] 小生は以前、別の茶室(伝想庵)の小間へ座敷側から案内してもらった ことがあります。 […]