(写真は本文とは関係ありません)
腹黒茶人に初めて出会った頃、小生はこれらの人達に対して、
驚いたり腹を立てたりしていましたが、 最近は少し変わってきて、
どうしてこういう人達が一杯いるのだろう。 一体全体どういう
メカニズムでこういう人達が次々に排出されるのだろう_ などと、
学術的な興味(冗談です)が湧いてくる..といった具合なのです。
では、腹黒茶人には、どうやったら会う事ができるのか?
多分、大寄せ(おおよせ:多人数で催される略式の茶会)に
参加すれば、ほぼ確実に同席することができます。
そもそも、腹黒茶人とはどういう人達なのか?
彼らの驚くべき行動については「これも茶道」の中でも、いろいろな
エピソードをお話しましたが、腹黒茶人について、あまりご存じない
人のために、つい最近に見聞した例をご紹介しましょう。
(写真は本文とは関係ありません)
ある大寄せでのことです。 (まずは、解りやすいエピソードから。)
順々に抹茶が運ばれて来ましたが、小生のすぐ近くにいた客にだけ、
どういうわけか抹茶が出されなかったため、その客が怒り出しました。
まあ、怒るのは止むを得ないでしょう。
折角、金をはらって時間をかけてやって来たのに、自分だけ無しでは
たまりません。
しかしもちろん、わざと意地悪をしたわけではなく、たくさんの客とて、
つい勘違いで一人抜かしてしまったのです。
その客は「私、まだ頂いてませんよっ!」と、きつい調子で言った後、
謝りに来た主催者側の人に向かい「私は、OO会のものですけどね!」
と付け加えました。
(OO会とは、茶道の大手の流派が組織する親睦団体であり、この会に
所属していることが一種のステータスになっているようです)
これは何だ _。
これでは「おれはOO組のものだ」と言っているのと同じです。
ヤクザは脅すのが商売かもしれませんが、茶人が脅しをかけて、
一体全体どうしようというのでしょうか。 (つづく)
コメント
ものすごくわかります。続きが楽しみです。
おたまさん、コメントをありがとうございました。
>ものすごくわかり...
味方が増えたような気分です。
はじめまして 昔コメントしたかも??
よく よせていただいています・・
やはり 思いやりが 先にたたねば まずいですね!!
よく周りの方が< こちらがまだです >なんて よく遭遇しますが・・
そうですか!!残念なかたですね!
客は亭主を思いやる心もつはずなのに。
のんのんさん、コメントをありがとうございました。
>昔コメントしたかも??
初めてコメントを頂いたように思います。
今後とも御贔屓のほど_お願いします。