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さすらいの茶人

さすらいの茶人_2(伝想庵茶会?)

 案内の立札に「伝想庵茶会」と書いてあります。 茶会? 長年のさすらいの勘で、こんな些細なことにも異常なものを感じます。 充分に警戒しつつも中へ入ってみると、 おや~ 間違って貸切の席に紛れ込んだ......   続きを読む ≫
さすらいの茶人

さすらいの茶人_1(呈茶所おたく)

 丈山苑や佐喜知庵でいろいろな経験をした小生は、その後も機会を作っては 各地(といっても行動範囲はしれてますが)の似たような施設を訪ね歩きました。  いってみれば「呈茶所おたく」ですが、自分ではす......   続きを読む ≫
茶道を覗けば

茶道を覗けば_11(魔王の奥義)

この佐喜知庵は、特別な日以外は、市内の各茶道グループ(社中)等が 持ち回りで、呈茶を担当しているようです。 よって、その日に担当した社中により、呈茶の内容も違い、、魔王のときの ように、客にお点前......   続きを読む ≫
茶道を覗けば

茶道を覗けば_10(これが茶道か)

「行こうか..」 狭い座敷に、二人で座っていてもしょうがないので 帰ることにしました。 玄関まで来ても、もちろん誰も出てきません。 最後に靴を履いて外に出る時、ひときわ大きな笑い声が聞こえたのが ......   続きを読む ≫
茶道を覗けば

茶道を覗けば_9(佐喜知庵を蝕むもの)

その後、ときどき佐喜知庵を訪ねましたが、休館日だったり貸切だったりで、 なかなか機会に恵まれませんでした。 そして一年ぐらい経ったある日...  やってる、やってる。 今日こそ久しぶりに魔王と対決......   続きを読む ≫
茶道を覗けば

茶道を覗けば_8(運命の出会い)

最後のほうはよく覚えていませんが、とにかく命からがら脱出してきました。 ただ、わざわざ小生を見送るため、魔王みずからが玄関まで出てこられたことが、 記憶の片隅に残っています。
茶道を覗けば

茶道を覗けば_7(魔王の裁き)

お点前とは一体何だろう...と考えているうちに、 今度は部屋の反対側の襖が、またまた音もなく開きました。 そこには、新たなる敵...にしてはちょっと弱そうな、振袖姿?の若い娘が 小生よりも緊張し......   続きを読む ≫
茶道を覗けば

茶道を覗けば_6(勇者の危機)

そこで小生が目にした魔王は、一見上品で和服のよく似合う、 かなりご年配の女性(のような外見)で、思わず身構える小生に、 「どうぞどうぞ、お部屋にお入りください。」と、穏やかな物腰で、 未知の部屋へ......   続きを読む ≫
茶道を覗けば

茶道を覗けば_5(佐喜知庵の魔王)

ここは、「佐喜知庵」という少し怖そうな名前がついています。 (この辺りは、豊田佐吉ゆかりの土地柄で、多分それを文字ったのでしょうが) それはともかく、思い切って玄関に入り込んだ話の続きです。
茶道を覗けば

茶道を覗けば_4(別世界を尋ねて)

さて、丈山苑にすっかり感激した小生ですが、やがて 「こんな場所はきっと他にもあるに違いない」と気付きました。
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