茶道を覗けば_10(これが茶道か)

佐喜知庵の入口2

 「行こうか..」 狭い座敷に、二人で座っていてもしょうがないので
帰ることにしました。 玄関まで来ても、もちろん誰も出てきません。 
 最後に靴を履いて外に出る時、ひときわ大きな笑い声が聞こえたのが
印象的でした。

 これが茶道か。 これが茶道というものか。
これほど後味の悪い思いをしたのも、久しぶりです。

 憤懣やるかたない小生を横目に見ながら、
「あんな人たちばかりではないのですけどねえ...」と
カミさんが自信なさげにつぶやきます。

 そう言われて、ますます小生の怒りのボルテージは上がるばかり。

佐喜知庵の茶室2

 あの様子から察すると、彼らは何年も茶道とやらをやっているに違いない。
すると、何年もかけて、どうやったら人を不快な気分にさせうるかを
伝授されたり、研究したりしているということになる。

 「その理論には、ちょっと無理が...」

少なくとも、何年もかけて、人を不快にさせる道の達人にめでたくも
なってしまったのは、厳然たる事実だ。
 これが茶道か。 これが茶道の正体か。

 「でも、前回はとても気分が良かったのでしょう?」
うっ、それはそうだが、あれは...。  うん まあ、あれも確かに茶道だ。

 隣にある事務所で、佐喜知庵についての資料を入手した結果、
いろいろなことが解りました。 (つづく)

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