茶道 寧日庵2

寧日庵2_4(ケチ人のひらめき)

 小生の茶会への出席を、陰で長年支えてきた「虎の巻」たる入門書が
見つからぬという話の続きです。
 考えてみれば図書館で借りる本ですから、たまに他人に貸し出し中で
置いてないことがあってもちっとも不思議はありません。
 しかしながら今まで必ずあったものですから、小生は何だかすっかり
自分専用の本のような気がしていたのです。

   neijitsu208

 がっかりして家に帰る途中で、ふとある考えがひらめきました。
「そんなに役立つ本なら、いっそ買ったらどうだろう!」
そうすれば、わざわざ図書館まで借りに行く必要もないし、見たい時に
いつでも見られるではないか。
 何と、こんな簡単な結論が、ケチな小生には(20年以上?もの間)
思いつかなかったのです!

 家に帰ってさっそくネットを検索したところ、この本の中古品が信じられ
ぬような安価で売られているではないですか。
 すぐに発注したら、2~3日で届きました。 中古品なのに新品同様で
とても安いのに送料も不要で... 
 こんなことなら、もっと何年も前に購入しておけばよかった~。 

*****

 なんやかんやで当日になりました。
最低限の勉強もしたし_ 失敗しても誰にも叱られないし_
あとは、茶会を楽しんでくるだけです。

 茶会は正午からですので朝食を食べ過ぎないように気を付け、少し
早めに車で家を出発しました。 うまい具合に天気もよく、季節は秋で
暑からず寒からず、丁度良い気候で、まさに「茶会日和」といった気持ち
の良い日です。
「亭主側はちゃんと準備する時間があったかな」などと、余裕たっぷりに
相手の心配までしながら、寧日庵に向かったのですが...
 よく考えると、これって何だか_ いかにも、この先に何か想定外の
出来事が待ちかまえているというようなパターンじゃないですか?

   neijitsu209

 それはともかく、予定通り途中で友人Mさんの家に寄ってから、時間
通りに寧日庵に到着しました。(本当は、昨年同様に早く到着しそうで、
時間をつぶすために、その辺りを車でぐるぐる回っていたのですが)

 さて、お互いに新しい出席者を紹介しあい、白湯などを頂きながら
しばらくの間談笑した後に席入りとなりましたが、亭主側には、いつも
出張稽古をしてくれる茶道の師匠が(半東として)同席するとのことで、
どうやら助っ人として頼んだということらしいです。 
 な~るほど、その手があったか。        (この項つづく)

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コメント

  1. サクラ より:

    あっと言う間の1年?
    こちらの新しい記事を楽しみにしておりました。

    新しいシリーズが始まってからは
    更新されているのを密かに楽しんでおりました。

    先が楽しみなので、いいペースで書いていただけるように
    密かにではなく読んでおりますのコメントをせていただきます。
    (^^)

    • kitapon より:

       サクラさん、ありがとうございます。
      書き始めると、1週間に1度ぐらいは更新しなくちゃ_と
      頑張って書くのですが、しばらく休んでるとついつい時間が
      経ってしまいます。 でも、読んで頂ける人がいると思うと
      励みになります。 _って、たかが無駄話に何だか大層な
      物言いをしてしまいました。

  2. ナンテン菊の花 より:

    ようやくの再開&再会。
    お待ちしていました。
    ブックマークしてあるキタポンさんのブログを時々覗いては、
    もう止めてしまわれたのかしら・・・と。
    でも、ご健在のご様子を拝見して嬉しく思います。

    今回もなにか面白いお茶会になりそうな感じ・・・
    続きを楽しみにしていますよ~。

    そうそう、私も本は(その他も)もっぱらAmazonです。

    • kitapon より:

       ナンテン菊の花さんありがとうございました。
      そうですね、そろそろブックマークを消されそうですね。

      >今回もなにか面白いお茶会に
      いえいえ、全然大した話じゃないんですけど...

      >もっぱらAmazon
      私も、普段はよくAmazonなどを利用しているのですが、
      何故か茶道の本は図書館で借りる物と考えておりました。
      我ながら不思議なのですが。

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