小生の茶会への出席を、陰で長年支えてきた「虎の巻」たる入門書が
見つからぬという話の続きです。
考えてみれば図書館で借りる本ですから、たまに他人に貸し出し中で
置いてないことがあってもちっとも不思議はありません。
しかしながら今まで必ずあったものですから、小生は何だかすっかり
自分専用の本のような気がしていたのです。
がっかりして家に帰る途中で、ふとある考えがひらめきました。
「そんなに役立つ本なら、いっそ買ったらどうだろう!」
そうすれば、わざわざ図書館まで借りに行く必要もないし、見たい時に
いつでも見られるではないか。
何と、こんな簡単な結論が、ケチな小生には(20年以上?もの間)
思いつかなかったのです!
家に帰ってさっそくネットを検索したところ、この本の中古品が信じられ
ぬような安価で売られているではないですか。
すぐに発注したら、2~3日で届きました。 中古品なのに新品同様で
とても安いのに送料も不要で...
こんなことなら、もっと何年も前に購入しておけばよかった~。
*****
なんやかんやで当日になりました。
最低限の勉強もしたし_ 失敗しても誰にも叱られないし_
あとは、茶会を楽しんでくるだけです。
茶会は正午からですので朝食を食べ過ぎないように気を付け、少し
早めに車で家を出発しました。 うまい具合に天気もよく、季節は秋で
暑からず寒からず、丁度良い気候で、まさに「茶会日和」といった気持ち
の良い日です。
「亭主側はちゃんと準備する時間があったかな」などと、余裕たっぷりに
相手の心配までしながら、寧日庵に向かったのですが...
よく考えると、これって何だか_ いかにも、この先に何か想定外の
出来事が待ちかまえているというようなパターンじゃないですか?
それはともかく、予定通り途中で友人Mさんの家に寄ってから、時間
通りに寧日庵に到着しました。(本当は、昨年同様に早く到着しそうで、
時間をつぶすために、その辺りを車でぐるぐる回っていたのですが)
さて、お互いに新しい出席者を紹介しあい、白湯などを頂きながら
しばらくの間談笑した後に席入りとなりましたが、亭主側には、いつも
出張稽古をしてくれる茶道の師匠が(半東として)同席するとのことで、
どうやら助っ人として頼んだということらしいです。
な~るほど、その手があったか。 (この項つづく)
コメント
あっと言う間の1年?
こちらの新しい記事を楽しみにしておりました。
新しいシリーズが始まってからは
更新されているのを密かに楽しんでおりました。
先が楽しみなので、いいペースで書いていただけるように
密かにではなく読んでおりますのコメントをせていただきます。
(^^)
サクラさん、ありがとうございます。
書き始めると、1週間に1度ぐらいは更新しなくちゃ_と
頑張って書くのですが、しばらく休んでるとついつい時間が
経ってしまいます。 でも、読んで頂ける人がいると思うと
励みになります。 _って、たかが無駄話に何だか大層な
物言いをしてしまいました。
ようやくの再開&再会。
お待ちしていました。
ブックマークしてあるキタポンさんのブログを時々覗いては、
もう止めてしまわれたのかしら・・・と。
でも、ご健在のご様子を拝見して嬉しく思います。
今回もなにか面白いお茶会になりそうな感じ・・・
続きを楽しみにしていますよ~。
そうそう、私も本は(その他も)もっぱらAmazonです。
ナンテン菊の花さんありがとうございました。
そうですね、そろそろブックマークを消されそうですね。
>今回もなにか面白いお茶会に
いえいえ、全然大した話じゃないんですけど...
>もっぱらAmazon
私も、普段はよくAmazonなどを利用しているのですが、
何故か茶道の本は図書館で借りる物と考えておりました。
我ながら不思議なのですが。