茶道 異端の茶会

異端の茶会_16(つらい引越し披露)

 この茶会の少し前に、我が家が引越しをしたというお話をしました。
実は同じころ、小生の知人も引越しをして、新居披露に招かれたの
ですが、カッコよいパーティで、立派な新居で...

新築
   (写真は本文とは関係ありません)

 それはそれで楽しかったのですが、少々気が重かったのも確かです。
何故なら、我が家も何らかの披露をせざるを得ないような雰囲気で、
かといって、狭い家で、とてもパーティなど開けそうにもなく、正直言って
知人の新居披露と比べられてはとてもつらい_ といった気分だったの
です。

 我が家で客に入って頂ける部屋と言えば和室しかありません。
ここでパティーというわけにもいかず、いっそのこと茶会でも催すか...
 
 こうやって書いてくると、「茶会」という言葉が当然の帰結として出て
くるように思われるかもしれません。
 しかし_ 小生は、このブログでお茶の話ばかり書いているものの、
普段の生活では(抹茶は毎日のように飲んでいますが)、茶道だの
茶会だのとは、全く無縁の日々を過ごしているのです。

 本当にたまに、忘れたころに、茶会に接する機会があり、久しぶり
だからちょいと覗いてみるか_ と出かけてみて、その結果ブログの
ネタを一杯仕入れて帰ってくる、というような事を繰り返しています。

 ですから、この、我が家でどうやって引越し披露をすべきかを考え
ているときも、当然ながら「茶会」など思いもよらなかったのです。

 で、 もう一度繰り返します。

和室

 我が家で客に入って頂ける部屋と言えば和室しかありません。
ここでパティーというわけにもいかず、いっそのこと茶会でも催すか、
まあ、そんな無茶も出来ないであろうから、2~3人ずつ呼んで、
ケーキに紅茶でも出して歓談するというあたりが無難なところか...

 ケーキに紅茶を出すぐらいなら、和菓子に抹茶でどうだろう。
それなら、和室に入ってもらっても違和感は無いし_。
 いや、待てよ。 和室で抹茶を出すぐらいなら、少し料理も出せば
つまりこれは「茶会」のようなものではないか。

 しかし、こちらはそれで良くても、招待された方は「茶会」と言われ
ても困るのではないだろうか。 
 何しろ茶会というものは「招待する側」も「招待される側」も、互いに
茶道の心得が無くては、何も始まらぬ物のはずだから...(つづく)

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コメント

  1. ぶり より:

    以前コメントしたぶりです。
    いつも記事UPを気長に待ちつつも楽しみにしています。

  2. kitapon より:

    なかなかUP出来ずに申し訳ありません。
    「もう忘れられたかな_」と思いながら書いています。
    しばらくこんな調子が続きますが、とうかご勘弁を...。

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