箸の場合と同じように、家にいるときは練習のために、ずっと
正座していることにしました。 しかし、どうもいけません。
箸の場合は、毎日うまくなっていくのが実感できましたが、
正座の場合は、段々足が痛くなってきて、ついには10分も
すると耐えられなくなるようになってしまいました。
つまり、すでに1年分の正座足の許容限度を使い切ってしまった
というような感じで、今年はこれ以上正座をしてはいけない、と
体が注意信号を出しているのではないかと心配になります。
そういえば小生の友人に、とても正座が苦手な者がいますが、
彼の場合はなんと胡坐(あぐら)をかくことはもっと苦手で、和室に
案内されたりするとどうしようもなくなり、「どうぞお楽に...」などと
いわれると、膝を立てて座ったりするので、相手がびっくりします。
さすがに膝を立てては失礼にあたる場合は、やむなく女性のように
斜めに足を崩して座るので、今度は相手が怪しむような眼で見ます。
本人は必死なのですが、見ている小生は笑いをこらえるのに
大層苦労します。
--などと、他人を肴にしている場合ではありません。
調べてみると、正座を補助する道具がいろいろあるようです。
でも、どう工夫してみても座った形が不自然な格好になります。
「あら、あの方とても座高が、お高いですわね」
「なんでも、お師匠さんの...」 そんなことは言われないでしょうが。
それに、移動するたびに変なものを尻の下から取り出していては
それこそ全員の注目を浴びそうです。
もう_ 正座はどうしようもありません。
結局、大事な場面だけは正座し、それ以外は耐えられなくなったら
胡坐をかく、ということで通すことにしました。 幸い小生は胡坐なら
(友人と違い)まずまず得意です。
いっそ最初に「私は正座が苦手なため失礼します。」などと
断るのも潔いかもしれません。
まてよ、「私は少し足が弱いので失礼します。」 いやそれよりも
「今、医者に止められているため失礼します。」 かな...
などと、気がつけばつい姑息な言い訳を考えています。 (つづく)
コメント
http://pub.ne.jp/koba3/
初めまして
「呈茶」について調べていて、偶然こちらにお邪魔しました。妻が“お茶命”の性格で、ほんの少人数ですが教場を開いていて、(私自身は“門前の小僧”ですから何も分かりませんが)お茶会に行ったり手伝いをしたりして、常日頃「お茶の世界の堕落」を嘆いていました。まだ全てを詳しくは拝見していませんが、「その通り!よくぞ言って下さった!」と叫んでいました。
日に何度もお茶を飲むとの記載で???関西?北陸?名古屋?・・・私の実家も10時3時にはお茶を点てて呑んでいましたから・・・紹介されていたお茶室が刈谷、安城、西尾、蒲郡だったので納得しました。ちなみに実家は半田市です。
妻も早速生徒さん達にも見て貰うと言っていました。ちょくちょくお伺いしますので、よろしくお願いいたします。
koba3 さん コメントをありがどうございました。
「よくぞ言って下さった!」という風に読んでくださる人もおられるのですね。
ブログは不特定の人に発信されますので、なるべく控えめに書いていますが、
カミさんなどに対しては、いつももっともっと過激な発言をしています。
尚、ご推察の通り私は名古屋在住です。こちらこそよろしくお願い致します。