魔王ふたたび_4(とりあえずの結末)

 深夜に、娘が突然体調を崩しました。
ずっと吐き気と腹痛がひどくて苦しそうです。
 夜間の緊急診療所で、とりあえず薬をもらったあと、紹介された
病院で点滴などを受けましたが、朝になってもまだ熱が下がらず、
すぐには回復しそうにありません。

   佐吉庵7

 で、この日が例のXデーの前日です。
やはり、やめておくべきか_

 いやいや、娘といっても大学生です。 小生が居たからといって、
病気が治るというわけでもあるまい。 それに、明日になれば
すっかり治っているかもしれない。 
 もし病院へ行くなら、タクシーを使えばいいし。 

 つまり、このことが小生が佐喜知庵に行くことに何ら影響を
与えるものではないと考えても、特に人非人のそしりを受ける
ということもないであろう...。

 昼前に電話が鳴りました。
親戚(いとこ)からの久し振りの電話です。
「昨夜、母が亡くなりました。 通夜は本日、葬儀は明日...」

   佐吉庵6

 これらの話は小生の創作ではなくて、すべて本当の話です。

 これはもう、神が小生をして佐喜知庵へ行かせまいとしている_
としか思えません。 ここに至って、ついに小生は佐喜知庵行きを
あきらめることにしました。

 もちろんとても残念でしたが、後ろめたさの呪縛から解放されて、
何だかホッとしたのも確かです。

*****

 というわけで、魔王との再会はとうとう実現できませんでした。
しかし、まだ来年があります。再会は来年の楽しみにとっておく
ことにしましょう。  
 もし来年、機会あって魔王に再会できたときは、必ずご報告する
ということで、このお話はとりあえず終わりとします。 

 今回は、現在進行中のお話しをご披露してきました。
よって、どのように話が進むか自分でも全く予想できなかったため、
結果的に、さんざん気をもたせたのに何もなかった_ という結末で、
いやはやどうも、大変失礼しました。  (この項、とりあえずおわり)

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