茶の湯余聞_6(不思議な桜まつり-2)

 誰もいないであろう花見会場に行って、せっかくだから形だけでも
花見をして、まあ缶コーヒーでも飲んで帰るか_
  それでは大して面白くもないので、もう花見は中止して、久し振りに
小生馴染みの呈茶施設へ行って抹茶を頂くことにするか_
というお話の続きです。

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 教えられたように国道に出て左に回ってみると_ なるほど、
こちら側ははっきり駐車場への案内も書いてあるので、道に
迷うこともなさそうですし、道の両側には、いろんな種類の桜が
一杯咲いており、それらしい風情が漂っています。

 さて、小高い丘の上まで行くと、結構広い駐車スペースがあり、
どうやらここがまつりの会場のようです。 
でも、 先ほどから、 何だか...   妙な空気を感じます。
 とにかく車を止めて外に出てみますと_  
おや~ これは一体何だろう。

 その場所はこの○○町の中央公園といったところで、まあ大して
広くはない(例えば小学校程度の広さ)のですが、とにかくそこに
人が一杯集まっているのです。
 そして、大きなボリュームで音楽が流れているし、何かの案内の
大声がスピーカーから聞こえているといった具合で、まるでちょいとした
テーマパークに行ったか、あるいは夏祭りの夕方にちょうど盆踊りが
始まったといった雰囲気が溢れています。

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 これはどうしたことだろう。
だって、平日(木曜日)の2:00時過ぎです。 普通よほどのことが
ない限り、こんなに人は集まらぬはずです。 きっと客は小生一人に
違いないと思っていた小生の予想は見事に外れました。

 ところで、さすがに「枝垂れ桜まつり」というだけあって、この公園には
たくさんの枝垂れ桜が花を咲かせています。 普段あまり目にしない
タイプの桜だけに大層派手で、見応え充分といってよいでしょう。

 芝生の上に設えられた小振りな舞台では、どうやらプロの歌手と
おぼしき女性が見事な民謡を披露しています。
 そのうちに、「さあ、みなさん一緒になって踊りましょう。」というわけで、
着物をお召しのおばさま方が、輪になって民謡を踊り始めます。
曲は何と「炭坑節」で、「月が~出た出た~」...

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 う~ 別世界に迷い込んだか_     (この項つづく)

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