(もう少し伏線 _というより予防線_ を張り直しておきます...)
小生が縁あってお付き合い願っている茶道の師匠などは、小生の
知る限り腹黒どころか、人間としても師匠としても、大変尊敬に値する
方であり、また当然、茶道の師匠の殆んどは、そういう立派な方々で
あるに相違ないとも、小生は思っています。
さて、そんな中に、
異常な茶人をどんどん製造している異常な師匠たち _ が、
はたして本当にいるのだろうか...。
もし仮にいたとしても、他の茶人から白い目で見られ、茶道界における
評判は最低で、誰も相手にしないのではないか...。
茶道の世界において、立派な地位にあり、弟子もたくさんいて、高名な
師匠ともあろう人が、腹黒茶人であるなんてことはまさかあるまい...。
と考えるのが普通でしょう。
しかし、現実はそうではないと小生は考えています。
何故そう思うのか_ いろいろな話が耳に入ってくるから...
もちろん、それもあります。 が、それだけではありません。
実は、最近小生自身がまさに信じられぬような体験をしています。
これは、こんな人を見かけたとか、こんな話を聞いたというようなこと
ではなくて、小生自身がある茶事に出席した時、最初から最後まで、
その師匠の言動を目の当たりにし、
本当にこんな師匠がいるのだ_ と、大きな衝撃を受けたのです。
しかもこの師匠は、茶道の世界で立派な地位にあり、高名な師匠
なのです。
...実を言うと、この師匠の話をどうしても書きたかった_ という
のが、今回の「腹黒茶人」シリーズを始めたきっかけになっています。
しかし...
いざ書く段になってから、小生に迷いが生じてきました。
「やめておけ」という自分の内なる良識の声が聞こえなくもないのです。
(King Chimp:出典不明)
書くべきか_ 書かざるべきか_ (つづく)