茶事とは難題_7(絶望の遠吠え)

懐石の本2
   (写真は辻留「茶懐石」より)

 最後の切り札も役に立たぬことを思い知らされ、次第に絶望感に
襲われ始めた小生です。 何故こんなに面倒な手順がいるのだろう。
自分流で適当に食べてはいけないのだろうか。

 本にある懐石の手順とは例えばこうです。
(最初の料理が全員に運ばれた後、いただきますの挨拶の直後)
***
 右手で汁椀の蓋を、左手で飯椀の蓋を、同時にとって、右を上に
左を下に重ね合わせ、右手で上から深く持って、膳の右わきに
置きます。
 次に箸を取り、汁椀をとり上げて一口飲んで次に飯椀を取り上げて
一口食べて膳にもどし、汁を今度は実も一緒にいただきます。
***   (「裏千家茶の湯」より)

 本当に皆こんな食べ方をするのだろうか。
馬鹿げている! 全然、料理を味わう雰囲気ではない!

 などと毒づいてみても、しょせん負け犬の遠吠えにしか聞こえません。

 こうして、食事の手順をとても覚えきれないことを悟った小生ですが、
それだけではありません。   まだ、濃茶の飲み方も勉強しなければ
ならないのです。  

濃茶テキスト
   (写真はNHK「趣味悠々・点前を楽しむ」より)

 これはいけない。    全然間に合いません。 

 もともと大英断をして、懐石の食べ方と濃茶の飲み方を覚えるだけに
絞ったはずです。 ところが、実際にはそれすらとても無理と判明した
わけで、 この調子では泣きながら帰るどころか、泣きながら出かける
というようなことになりそうです。        

 何かよい言い訳を考えて、当日欠席の連絡をするのはどうだろう...

 例のごとく、小生得意の逃げ道の模索が始まります。
しかし、さすがにこの時点でドタキャンでは、いかにも情けないような
気がします。           本番は明後日...。

            う~む。

 ここに至って、ついに進退きわまった小生です。 (つづく)

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