寧日庵2_9(いつかまた)

   neijitsu224

 野点て風の薄茶席で、初秋の温かな光の中、周りの景色を楽しみながら
薄茶を味わうという至福の時を過ごしたあと、名残惜しくも茶会は終了した
のです。
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寧日庵2_8(スリル満点)

 いやー これでこそ異端の茶会。
ほとんど作法を知らぬ初心者の客が集まって、縁高で出された主菓子を
食べ、初めて見る「濃茶」を(つつがなく)回し飲みするなどとは、茶道の
常識では絶対あり得ぬ_ ような気がしますが、どうでしょうか。 

   neijitsu221
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寧日庵2_7(頭の中ぐちゃぐちゃ)

 初心者の連客に、何と濃茶が出されてビックリという話の続きです。
小生は、茶道の素人ながらも茶会の客はある程度経験していますので
(なんせ「さすらいの茶人」ですから)、濃茶を飲んだ経験は何度かない
ではないのですが、でも当然ながら「正客」として! 濃茶を飲んだこと
などあるはずがありません。 

   neijitsu220
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寧日庵2_6(情けない振舞い)

 後座の客側のメンバーは、亭主側の依頼で3人ずつ2組に分かれること
になり、最初に席入りするのは、小生とMさんを含む3人となりました。
 まず例の如く、頭を当てぬように気を付けながら躙口から茶室に入り、
右足で畳の縁を越して、床や釜を拝見して_
 どうです、もう大分慣れました。 これならどこの茶会に行っても恥ずか
しくはないんじゃぁないか、 などと調子にのっている時が危ないような... 

   neijitsu216
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寧日庵2_5(素早い出入り)

 ところで、去年は客のほぼ全員が茶会は初めてだったため、小生が
正客をやらざるを得なかったわけですが、今回は先にも書いたように、
茶道の経験者が一人加わっていましたので、本来はその方にお伺いを
たてるべきだったのでしょうが、まぁ今までのいきさつからいって、これが
自然であろうと(勝手に)考え、小生が正客をすることにしたのです。 

   neijitsu213
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寧日庵2_4(ケチ人のひらめき)

 小生の茶会への出席を、陰で長年支えてきた「虎の巻」たる入門書が
見つからぬという話の続きです。
 考えてみれば図書館で借りる本ですから、たまに他人に貸し出し中で
置いてないことがあってもちっとも不思議はありません。
 しかしながら今まで必ずあったものですから、小生は何だかすっかり
自分専用の本のような気がしていたのです。

   neijitsu208
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寧日庵2_3(な、ない!)

 小生が友人のMさんに渡した茶会の入門書の最初の方には、何が
書いてあるかというと、「服装と持ち物」とか、茶会での常識的な注意点
に続いて、「薄茶の飲み方」や「蹲の使い方」、さらに「茶室への」入り方
(寧日庵は躙口から入ります)などが書いてあります。 
 「まあ、このあたりまで読めば充分でしょう。」

    neijitsu205
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寧日庵2_2(大丈夫、大丈夫)

 寧日庵については、前シリーズで詳しく書きましたので重複は避け
ますが、茶道は好きだが稽古には(それぞれの理由で)本腰を入れて
いなかった人たちが、共有の茶室を建て、月に一度くらい顔を合わせ、
お茶の稽古をしながらまぁ楽しくやっていこうというような集まりです。

   neijitsu203
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寧日庵2_1(ちょうど一年)

 最近、ブログの投稿をしていないなぁ_ 半年ぐらい書いてないかな
と思いながら、久し振りに自分のブログを確認してみたら、なんともう1年
も経っています。 しかも前回の「寧日庵茶会」の話を書き始めた時から
ちょうど一年(本当に日付までぴったり一年)だったので、びっくりしてしま
いました。

   neijitsu201
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寧日庵茶会_9(正客振り)

   neijitsu31

 楽しい一日でした。
茶会が済んだ後、娘と車に乗って山や畑が一杯の場所から街中へ
帰ってくるのは、まるで虚構の空間から現実の世界に戻るような
雰囲気です。
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