今年は鶴舞公園の鶴々亭をお借りして、稽古茶会を致しました。(平成19年11月) いつもの稽古茶会のように、お稽古道具で普段のお稽古の 一環として催すつもりで準備していましたところ、 来年平成20年は、わたくしがお茶を初めて30年ということで、 わたくしの親先生より 「正式な形で茶会をなさったら?」 との ご提案があり、急遽 平成20年度の正式な茶会に向けての 稽古茶会となりました。 お席は、茶箱の和敬点一席、長板薄茶一席、の計二席です。 今回は都合のつかない方が多く、少人数での稽古茶会となりましたが、 それでも30名弱のお客様をお招きし、滞りなく催すことができました。 もちろん、いろいろと改善すべき点も見つけることができ、 来年春の本番に向けてのよい練習になりました。 茶会の度に家庭の奥様方の、人様をおもてなしする ことにかけての底力を思い知るわたくしです。 茶会の主催者側スタッフなどというと、何かものすごく特別な訓練を 受けていなくては出来ないような気が致しますが、 「おもてなしする」 と言う気持ちさえあれば、多少の失敗があったとしても、決して失礼ではなく むしろ暖かく、人様をお迎えする事ができると、今回もまた改めて思いました。 技術の巧拙よりも、大切な「まごころ」で。 このことをしっかり心に、来年春の正式な茶会に向けての準備に入ろうと思います。 |