これも茶道_7(悪名高き謙譲)

  大寄せ17
   (写真は本文とは関係ありません)

 茶会では、客側で一人リーダー(正客)を決めておき、この人が、皆を代表して
お茶を出す側のリーダー(亭主)に挨拶したり質問したりする約束になっているようで、
 このリーダー同士が、あうんの呼吸で質問したり、それに答えたりする様子が、
これこそ茶会の醍醐味であるという人もいたりして、なかなかに半人前の茶人では
正客は務まらぬとされているようです。
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これも茶道_6(よしなよ、姐さん)

  大寄せ10
   (写真は本文とは関係ありません)

 小生が、用心棒抜きでひとりで出かけた、比較的小規模な大寄せでのことです。

 このとき小生のすぐ後ろについた、一面識もない女性が、小生に対して
「私は何もわからぬ初心者です。 よろしくご指導ください。」と挨拶をしてきます。
「いやいや、こちらこそ初心者ですのでご迷惑をおかけします」と小生も返しました。
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これも茶道_5(茶会に潜む隠密)

  大寄せ8
   (写真は本文とは関係ありません)

 小生の大寄せデビューは、前回お話したように、散々のものでした。
これに懲りた小生は、その後、少なくともビルの中で催される、大規模な
大寄せには、注意して近づかぬようにしています。
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これも茶道_4(大寄せ哀歌)

  大寄せ4
   (写真は本文とは関係ありません)

 やっと、小生たちの番が来ました。
お茶を飲む部屋の入口へたくさんの人が殺到するので、よほど気を付けていないと
躓きそうになります。
 「ちょっと押さないで!」とすぐ前のヴェテランに甲高い声で叱られました。
無実の痴漢のような情けない気分です。
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これも茶道_3(待合室の透明人間)

  大寄せ2
  (写真は本文とは関係ありません)

 とにかく凄い数の人が集まっています。 待合室も満員で、空いている席を
見つけて、用心棒とは別々に、辛うじて座りました。
 それとなく周りを見回すと、ヴェテランが30%に初心者が20%、残りが
普通に茶道を習っている人といった感じで、思ったより初心者が少ない
ようです。
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これも茶道_2(寂びぬオフィスビル)

kumanoya1

 そもそも、何故大寄せなどに行く気になったかというと、
<佐喜知庵の魔王>の一件以来、多少なりとも茶道に興味が湧いた小生は、
それでは、もう少し茶道について詳しく調べてみようということで、さっそく
行きつけの図書館へ出かけ、「茶道入門」「客の心得」なぞという本を
一杯借りてきました。
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これも茶道_1(36秒の茶会)

  御本水差し

 茶道の目的もしくは手段の一つに「茶会」なるものがあります。
まあいってみれば、趣向を凝らして客を呼び、料理や抹茶でもてなす、
というもので、要は来た客に、いかに満足して帰って頂けるかを
第一義に考え(ているのだと思い)ます。
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