<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>kitapon閑話</title>
	<atom:link href="http://205.co.jp/kitapon/?feed=rss2" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>http://205.co.jp/kitapon</link>
	<description>kitapon oyaji no mudabanashi</description>
	<lastBuildDate>Thu, 26 Apr 2012 15:29:54 +0000</lastBuildDate>
	<generator>http://wordpress.org/?v=2.8</generator>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>hourly</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>1</sy:updateFrequency>
			<item>
		<title>茶の湯余聞_８（不思議な桜まつり－４）</title>
		<link>http://205.co.jp/kitapon/?p=5338</link>
		<comments>http://205.co.jp/kitapon/?p=5338#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 26 Apr 2012 15:29:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kitapon</dc:creator>
				<category><![CDATA[茶の湯余聞]]></category>
		<category><![CDATA[茶道]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://205.co.jp/kitapon/?p=5338</guid>
		<description><![CDATA[　　
　あいかわらず、のんきに投稿しているうちに、すっかり桜の季節が終って
しまったようです。　いけない、なんとしても今回で話を終わらせなければ&#8230;
　ともかく、お点前付きの抹茶を頂こうというお話のつづきです。

　ところで○○町などというと、「ご町内の皆さま～」というような「町」に
聞こえるかもしれませんが、ここはそうではなくて、□□郡○○町という比較的
大きな単位の自治体です。
　でも、くどいようですが、この辺りは本当に何も無さそうな静かな雰囲気漂う
土地柄で、小生のように「何かないかな」とキョロキョロしながら通らなければ
決して気付かぬような小さな看板が出ていただけなのです。
　で、お点前が始まりました。主催者側を観察すると、半東さんというかお客様
接待係のおばさまが２人いて、どうやらどちらかがこの社中の師匠といった
ところ。　点前をしているのは、やや初心者か。さらに運び役らしき娘さんは、
若いが結構修業は出来ているぞ＿　などと、いい加減な品定めをしながら
菓子を頂きます。
　　
　この４人に対して客は小生一人ですから、何だか特別の客のような感じです。
ひょっとすると小生を、視察に訪れた町長さんか何かと勘違いしているのかな、
そんなこともあるまいが＿　などと思っていたら、どうも入口の方が騒がしく
なり、別の客が来たようです。
　
　間もなく、４～５人の正装した人たちが入ってきました。
先頭の男性は結構な貫禄が漂っています。　半東のおば様がすぐに近寄って
「これはこれは町長さま、ようこそいらっしゃいました。今ちょうど点前が
始まったところです。ぜひご覧になっていってください」．．．。
　というわけで、町長一行がズラリと片側の毛氈の上に座り、にせ町長の
小生はというと、その向かい側の床の間の前の毛氈に一人だけ相対する形で
座ることとなり、いや～どうも落ち着きません。
　おっと、町長と目が合ってしまいました。　「えへへ＿」と卑屈な愛想笑いを
浮かべたりしながら、なに、茶道の前では本物も偽物もないのだ＿などと
見当違いのことを考えて勝手に力を入れています。
　抹茶を頂きながら町長一行の会話を盗み聞いたところでは、この「まつり」に
東京からバスで観光に来る（５時間位はかかりそうですが）ような団体もある
とのことです。　う～む、やはり相当な祭りなのか．．．？
　*****
　まあ、そんなこんなで、点前は見たし、抹茶は飲んだし、町長と対決もしたし、
（満開の少し前だったようですが）立派な枝垂れ桜は観賞できたし＿
　　
　そういえば小生は、花見にするか抹茶にするか、さんざ悩んだ挙句に、
偶然ここへ迷い込み、結局、僅かな時間で両方とも手に入れることが
できたわけで、　いやいや、まことに運のいい一日でした。　　　　
　ところで、帰る時ふと思いついて係りの人に
「この祭りは今日だけですか？」　と聞いたところ、
「い～え、今日が５日目で１５日間やってます」　・・・！！？　（この項おわり）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　　<img class="alignleft size-full wp-image-5402" title="shidare9" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2012/04/shidare9.gif" alt="shidare9" width="300" /></p>
<p>　あいかわらず、のんきに投稿しているうちに、すっかり桜の季節が終って<br />
しまったようです。　いけない、なんとしても今回で話を終わらせなければ&#8230;<br />
　ともかく、お点前付きの抹茶を頂こうというお話のつづきです。<br />
<span id="more-5338"></span><br />
　ところで○○町などというと、「ご町内の皆さま～」というような「町」に<br />
聞こえるかもしれませんが、ここはそうではなくて、□□郡○○町という比較的<br />
大きな単位の自治体です。<br />
　でも、くどいようですが、この辺りは本当に何も無さそうな静かな雰囲気漂う<br />
土地柄で、小生のように「何かないかな」とキョロキョロしながら通らなければ<br />
決して気付かぬような小さな看板が出ていただけなのです。</p>
<p>　で、お点前が始まりました。主催者側を観察すると、半東さんというかお客様<br />
接待係のおばさまが２人いて、どうやらどちらかがこの社中の師匠といった<br />
ところ。　点前をしているのは、やや初心者か。さらに運び役らしき娘さんは、<br />
若いが結構修業は出来ているぞ＿　などと、いい加減な品定めをしながら<br />
菓子を頂きます。</p>
<p>　　<img class="alignleft size-full wp-image-5403" title="shidare10" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2012/04/shidare10.jpg" alt="shidare10" width="300" /></p>
<p>　この４人に対して客は小生一人ですから、何だか特別の客のような感じです。<br />
ひょっとすると小生を、視察に訪れた町長さんか何かと勘違いしているのかな、<br />
そんなこともあるまいが＿　などと思っていたら、どうも入口の方が騒がしく<br />
なり、別の客が来たようです。<br />
　<br />
　間もなく、４～５人の正装した人たちが入ってきました。<br />
先頭の男性は結構な貫禄が漂っています。　半東のおば様がすぐに近寄って<br />
「これはこれは町長さま、ようこそいらっしゃいました。今ちょうど点前が<br />
始まったところです。ぜひご覧になっていってください」．．．。</p>
<p>　というわけで、町長一行がズラリと片側の毛氈の上に座り、にせ町長の<br />
小生はというと、その向かい側の床の間の前の毛氈に一人だけ相対する形で<br />
座ることとなり、いや～どうも落ち着きません。<br />
　おっと、町長と目が合ってしまいました。　「えへへ＿」と卑屈な愛想笑いを<br />
浮かべたりしながら、なに、茶道の前では本物も偽物もないのだ＿などと<br />
見当違いのことを考えて勝手に力を入れています。</p>
<p>　抹茶を頂きながら町長一行の会話を盗み聞いたところでは、この「まつり」に<br />
東京からバスで観光に来る（５時間位はかかりそうですが）ような団体もある<br />
とのことです。　う～む、やはり相当な祭りなのか．．．？</p>
<p>　*****</p>
<p>　まあ、そんなこんなで、点前は見たし、抹茶は飲んだし、町長と対決もしたし、<br />
（満開の少し前だったようですが）立派な枝垂れ桜は観賞できたし＿</p>
<p>　　<img class="alignleft size-medium wp-image-5399" title="shidare1" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2012/04/shidare11-300x225.jpg" alt="shidare1" width="300" /></p>
<p>　そういえば小生は、花見にするか抹茶にするか、さんざ悩んだ挙句に、<br />
偶然ここへ迷い込み、結局、僅かな時間で両方とも手に入れることが<br />
できたわけで、　いやいや、まことに運のいい一日でした。　　　　</p>
<p>　ところで、帰る時ふと思いついて係りの人に<br />
「この祭りは今日だけですか？」　と聞いたところ、<br />
「い～え、今日が５日目で１５日間やってます」　・・・！！？　（この項おわり）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://205.co.jp/kitapon/?feed=rss2&amp;p=5338</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>茶の湯余聞_７（不思議な桜まつり－３）</title>
		<link>http://205.co.jp/kitapon/?p=5266</link>
		<comments>http://205.co.jp/kitapon/?p=5266#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 19 Apr 2012 15:34:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kitapon</dc:creator>
				<category><![CDATA[茶の湯余聞]]></category>
		<category><![CDATA[茶道]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://205.co.jp/kitapon/?p=5266</guid>
		<description><![CDATA[　平日の昼すぎに山の上の公園の「枝垂れ桜まつり」を覗いたところ、
思いもよらずたくさんの人が集まって盆踊りなど踊っているのを見て、
これは別世界に迷い込んだか、はたまた別の季節にタイムスリップ
したか＿　　　というお話のつづきです。
　　

　田舎道を歩いていたら、いつの間にかそこはタヌキの村だった＿
などという、宮沢賢治の童話にでもありそうな筋書きが頭をよぎり
ます。　（○○町の関係者の方、失敬な感想ごめんなさい）
　客層はというと、決して年配者ばかりではありません。
さすがに子供は少なかったのですが、若い人も結構いるようで、
注意深く観察しても、特に皆シッポなど出ていません。
　つまり、世間では何ということもない平日でも、この○○町にとっては
今日は特別な日なのに違いない＿　と納得し、気を取り直して今度は
少し反対側に行ってみました。
　右手に高台があって、そこに登ると多分公園全体が見渡せるという
仕掛けのようですが、小生は疲れそうなことはやらない主義です。
　左手には、屋台というか模擬店のような店が並んでいて、この町の
主婦たちがボランティアで出張っているのかな、といった感じです。
　よし、ここで缶コーヒーでも買って．．．　と考えながら近くまで
行ったところ、その横に講堂のような建物が建っています。
　　 
　そして＿　　あるある、
「茶席受付 三百円」と書いてあるではありませんか。　もちろん、
すぐに券を購入して（芝生の庭でも飲めるようになっていたのですが）
庭側から呈茶の部屋に入りました。
　ここに至ってもまだ小生の偏見は拭えていません。
どうせ、テーブルでもおいてあって、その前に座っているとエプロン
でも掛けたおばちゃんが、抹茶を運んできてくれる＿　といった寸法で
あろう。　まあそれでも、缶コーヒーが抹茶に化けたなら上出来と
言わねばならん。
　ところが、中に入ってみるとこれがちゃんとした部屋で、それらしい
道具組みがしてあり、床の間側と向かい側の両方に毛氈が敷いてあります。
　たまたま前の客の一団と入れ替わりのような形になったので、
この時点で小生一人だけになりました。半東役の女性（２人もいました）
に導かれるまま、床の間のある方の毛氈に座ります。
　う～ん、これはどうやら素人のおばちゃんではなさそうだな．．．
　　
　「点て出しでよろしいですか、それともお点前をご覧になりますか」
（つまり、出来上がった抹茶を運んで来ましょうか、あるいは今から
　目の前で抹茶を点てましょうか）
　「あっ、それではぜひお点前を見せてください」　　　（この項つづく）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　平日の昼すぎに山の上の公園の「枝垂れ桜まつり」を覗いたところ、<br />
思いもよらずたくさんの人が集まって盆踊りなど踊っているのを見て、<br />
これは別世界に迷い込んだか、はたまた別の季節にタイムスリップ<br />
したか＿　　　というお話のつづきです。</p>
<p>　　<img class="alignleft size-full wp-image-5358" title="shidare7" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2012/04/shidare7.jpg" alt="shidare7" width="300" /><br />
<span id="more-5266"></span><br />
　田舎道を歩いていたら、いつの間にかそこはタヌキの村だった＿<br />
などという、宮沢賢治の童話にでもありそうな筋書きが頭をよぎり<br />
ます。　（○○町の関係者の方、失敬な感想ごめんなさい）</p>
<p>　客層はというと、決して年配者ばかりではありません。<br />
さすがに子供は少なかったのですが、若い人も結構いるようで、<br />
注意深く観察しても、特に皆シッポなど出ていません。</p>
<p>　つまり、世間では何ということもない平日でも、この○○町にとっては<br />
今日は特別な日なのに違いない＿　と納得し、気を取り直して今度は<br />
少し反対側に行ってみました。</p>
<p>　右手に高台があって、そこに登ると多分公園全体が見渡せるという<br />
仕掛けのようですが、小生は疲れそうなことはやらない主義です。</p>
<p>　左手には、屋台というか模擬店のような店が並んでいて、この町の<br />
主婦たちがボランティアで出張っているのかな、といった感じです。<br />
　よし、ここで缶コーヒーでも買って．．．　と考えながら近くまで<br />
行ったところ、その横に講堂のような建物が建っています。</p>
<p>　　<img class="alignleft size-medium wp-image-5364" title="shidare8" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2012/04/shidare8-300x228.jpg" alt="shidare8" width="300" /> </p>
<p>　そして＿　　あるある、<br />
「茶席受付 三百円」と書いてあるではありませんか。　もちろん、<br />
すぐに券を購入して（芝生の庭でも飲めるようになっていたのですが）<br />
庭側から呈茶の部屋に入りました。</p>
<p>　ここに至ってもまだ小生の偏見は拭えていません。<br />
どうせ、テーブルでもおいてあって、その前に座っているとエプロン<br />
でも掛けたおばちゃんが、抹茶を運んできてくれる＿　といった寸法で<br />
あろう。　まあそれでも、缶コーヒーが抹茶に化けたなら上出来と<br />
言わねばならん。</p>
<p>　ところが、中に入ってみるとこれがちゃんとした部屋で、それらしい<br />
道具組みがしてあり、床の間側と向かい側の両方に毛氈が敷いてあります。<br />
　たまたま前の客の一団と入れ替わりのような形になったので、<br />
この時点で小生一人だけになりました。半東役の女性（２人もいました）<br />
に導かれるまま、床の間のある方の毛氈に座ります。<br />
　う～ん、これはどうやら素人のおばちゃんではなさそうだな．．．</p>
<p>　　<img class="alignleft size-full wp-image-5359" title="shidare6" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2012/04/shidare6.jpg" alt="shidare6" width="300" /></p>
<p>　「点て出しでよろしいですか、それともお点前をご覧になりますか」<br />
（つまり、出来上がった抹茶を運んで来ましょうか、あるいは今から<br />
　目の前で抹茶を点てましょうか）</p>
<p>　「あっ、それではぜひお点前を見せてください」　　　（この項つづく）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://205.co.jp/kitapon/?feed=rss2&amp;p=5266</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>茶の湯余聞_６（不思議な桜まつり－２）</title>
		<link>http://205.co.jp/kitapon/?p=5238</link>
		<comments>http://205.co.jp/kitapon/?p=5238#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 13 Apr 2012 16:02:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kitapon</dc:creator>
				<category><![CDATA[茶の湯余聞]]></category>
		<category><![CDATA[茶道]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://205.co.jp/kitapon/?p=5238</guid>
		<description><![CDATA[　誰もいないであろう花見会場に行って、せっかくだから形だけでも
花見をして、まあ缶コーヒーでも飲んで帰るか＿
　 それでは大して面白くもないので、もう花見は中止して、久し振りに
小生馴染みの呈茶施設へ行って抹茶を頂くことにするか＿
というお話の続きです。
　　

　教えられたように国道に出て左に回ってみると＿　なるほど、
こちら側ははっきり駐車場への案内も書いてあるので、道に
迷うこともなさそうですし、道の両側には、いろんな種類の桜が
一杯咲いており、それらしい風情が漂っています。
　さて、小高い丘の上まで行くと、結構広い駐車スペースがあり、
どうやらここがまつりの会場のようです。　
でも、　先ほどから、　何だか．．．　　　妙な空気を感じます。
　とにかく車を止めて外に出てみますと＿　　
おや～　これは一体何だろう。
　その場所はこの○○町の中央公園といったところで、まあ大して
広くはない（例えば小学校程度の広さ）のですが、とにかくそこに
人が一杯集まっているのです。
　そして、大きなボリュームで音楽が流れているし、何かの案内の
大声がスピーカーから聞こえているといった具合で、まるでちょいとした
テーマパークに行ったか、あるいは夏祭りの夕方にちょうど盆踊りが
始まったといった雰囲気が溢れています。
　　
　これはどうしたことだろう。
だって、平日（木曜日）の２：００時過ぎです。 普通よほどのことが
ない限り、こんなに人は集まらぬはずです。　きっと客は小生一人に
違いないと思っていた小生の予想は見事に外れました。
　ところで、さすがに「枝垂れ桜まつり」というだけあって、この公園には
たくさんの枝垂れ桜が花を咲かせています。　普段あまり目にしない
タイプの桜だけに大層派手で、見応え充分といってよいでしょう。
　芝生の上に設えられた小振りな舞台では、どうやらプロの歌手と
おぼしき女性が見事な民謡を披露しています。
　そのうちに、「さあ、みなさん一緒になって踊りましょう。」というわけで、
着物をお召しのおばさま方が、輪になって民謡を踊り始めます。
曲は何と「炭坑節」で、「月が～出た出た～」．．．
　　
　う～　別世界に迷い込んだか＿　　　　　（この項つづく）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　誰もいないであろう花見会場に行って、せっかくだから形だけでも<br />
花見をして、まあ缶コーヒーでも飲んで帰るか＿<br />
　 それでは大して面白くもないので、もう花見は中止して、久し振りに<br />
小生馴染みの呈茶施設へ行って抹茶を頂くことにするか＿<br />
というお話の続きです。</p>
<p>　　<img class="alignleft size-medium wp-image-5315" title="shidare3" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2012/04/shidare3-300x225.jpg" alt="shidare3" width="300" /><br />
<span id="more-5238"></span><br />
　教えられたように国道に出て左に回ってみると＿　なるほど、<br />
こちら側ははっきり駐車場への案内も書いてあるので、道に<br />
迷うこともなさそうですし、道の両側には、いろんな種類の桜が<br />
一杯咲いており、それらしい風情が漂っています。</p>
<p>　さて、小高い丘の上まで行くと、結構広い駐車スペースがあり、<br />
どうやらここがまつりの会場のようです。　<br />
でも、　先ほどから、　何だか．．．　　　妙な空気を感じます。<br />
　とにかく車を止めて外に出てみますと＿　　<br />
おや～　これは一体何だろう。</p>
<p>　その場所はこの○○町の中央公園といったところで、まあ大して<br />
広くはない（例えば小学校程度の広さ）のですが、とにかくそこに<br />
人が一杯集まっているのです。<br />
　そして、大きなボリュームで音楽が流れているし、何かの案内の<br />
大声がスピーカーから聞こえているといった具合で、まるでちょいとした<br />
テーマパークに行ったか、あるいは夏祭りの夕方にちょうど盆踊りが<br />
始まったといった雰囲気が溢れています。</p>
<p>　　<img class="alignleft size-medium wp-image-5319" title="shidare4" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2012/04/shidare4-300x225.jpg" alt="shidare4" width="300" /></p>
<p>　これはどうしたことだろう。<br />
だって、平日（木曜日）の２：００時過ぎです。 普通よほどのことが<br />
ない限り、こんなに人は集まらぬはずです。　きっと客は小生一人に<br />
違いないと思っていた小生の予想は見事に外れました。</p>
<p>　ところで、さすがに「枝垂れ桜まつり」というだけあって、この公園には<br />
たくさんの枝垂れ桜が花を咲かせています。　普段あまり目にしない<br />
タイプの桜だけに大層派手で、見応え充分といってよいでしょう。</p>
<p>　芝生の上に設えられた小振りな舞台では、どうやらプロの歌手と<br />
おぼしき女性が見事な民謡を披露しています。<br />
　そのうちに、「さあ、みなさん一緒になって踊りましょう。」というわけで、<br />
着物をお召しのおばさま方が、輪になって民謡を踊り始めます。<br />
曲は何と「炭坑節」で、「月が～出た出た～」．．．</p>
<p>　　<img class="alignleft size-medium wp-image-5310" title="shidare2" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2012/04/shidare2-300x225.jpg" alt="shidare2" width="300" /></p>
<p>　う～　別世界に迷い込んだか＿　　　　　（この項つづく）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://205.co.jp/kitapon/?feed=rss2&amp;p=5238</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>茶の湯余聞_５（不思議な桜まつり－１）</title>
		<link>http://205.co.jp/kitapon/?p=5226</link>
		<comments>http://205.co.jp/kitapon/?p=5226#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 06 Apr 2012 14:52:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kitapon</dc:creator>
				<category><![CDATA[茶の湯余聞]]></category>
		<category><![CDATA[茶道]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://205.co.jp/kitapon/?p=5226</guid>
		<description><![CDATA[　
　昨日、仕事で近郊の客先へ出かけたのですが、予想より早く
仕事が方付いたため、戻って次の仕事をするまでに、１時間以上
時間が空きました。
（小生の話は、１０年ぐらい前の話だったり、子供の頃の話
だったりすることが多いのですが、今回はホットな話題です）

　１時間以上あるなら、帰り道の小生馴染みの呈茶施設へ寄って
一服するに丁度良いなぁ、いやしかし今は花見の季節の真っ最中
なので、どこか桜がきれいに咲いている所を見つけて休憩するのも
悪くないぞ、でも　ただ桜の下で休んでいてもしょうがないから、
これはやっぱり呈茶の方がよいかな＿。　いやいや、桜の下に
自販機でもあれば、何か飲み物でも買って&#8230;。　　などと、
例の如く優柔不断に迷いながら車を走らせていると、交差点辺り
に「○○町 枝垂れ桜まつり。ここを左折」と看板があります。
　迷っていたところにこの看板です。これは神の意志に違いない
（それ程のことではありませんが）とて、すぐに左折しました。
　この○○町というのは、まあいわゆる都会ではなく、低い山々に
囲まれた地域で、小生の済んでいる近くでは特別に自然が残って
いるといった雰囲気の地方と言えます。
　
　しかし＿　よく考えてみれば、今は何ということも無い平日の
２時ごろです。　「まつり」といっても、日曜とか、夜とかなら
ともかく、こんな時間に人が集まっているはずもなく、門が
閉まっていて、「本日はお休み」とか書いてあるのではないか、
まあ、それならばそれで．．．　　などと思いつつ車を走らせると、
「枝垂れ桜まつり 駐車場」として矢印のついた看板があります。
　ここを曲がって、畑に乗り込みそうになりながら細い道を進んで
行ったのですが、駐車場らしき場所はどこにもありません。
　そのうちに、工事中の場所に行きあたってそれ以上進めなく
なってしまいました。　やむなく、工事をしているおじさんに
　「あの～、枝垂れ桜まつり　というのはどこでやって&#8230;」と尋ねた
ところ、山の上の方を見上げて「お～い、なんとかまつりって、
どこでやっとるんだ！」と大きな声で別の人にきいてくれました。
「あ～それは確か向こうの国道にでて、それから左に回って．．．」
　いや、確かに今「駐車場」の看板が＿ と思いつつも車を戻します。
でもどうやら、これから起こる情景が見えるような気がします。
小生はこういう場合どこへ行っても、たいていは誰もいないところで、
たった一人で見物したり、お茶を飲んだりして帰ってくるのが常です。
　
　今日も多分小生が行くと、まあ枝垂れ桜はきっと咲いているので
しょうが、何も準備されていない場所に「まつり」と書かれた看板が
ひっそりと立ててあり、申し訳程度に何か説明の書いてある資料が
置いてあったりして、そこをうろうろしている小生を見て、係りの人が
「こんな時間に一体何しに来たのだ。暇な人がいるものだ」などと
言いたげにこちらを窺っている＿　と、そんなことに決まってます。
　あっ、簡単に話をしようと思っていたのに、余計なことをいろいろ
書いているうちに、長くなくなってしまったようです。
では、近いうちにこの続きを．．． 　　　　　　　　 （この項つづく）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　<img class="alignleft size-medium wp-image-5245" title="hazu2" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2012/04/hazu2-300x225.jpg" alt="hazu2" width="300" /><br />
　昨日、仕事で近郊の客先へ出かけたのですが、予想より早く<br />
仕事が方付いたため、戻って次の仕事をするまでに、１時間以上<br />
時間が空きました。<br />
（小生の話は、１０年ぐらい前の話だったり、子供の頃の話<br />
だったりすることが多いのですが、今回はホットな話題です）<br />
<span id="more-5226"></span><br />
　１時間以上あるなら、帰り道の小生馴染みの呈茶施設へ寄って<br />
一服するに丁度良いなぁ、いやしかし今は花見の季節の真っ最中<br />
なので、どこか桜がきれいに咲いている所を見つけて休憩するのも<br />
悪くないぞ、でも　ただ桜の下で休んでいてもしょうがないから、<br />
これはやっぱり呈茶の方がよいかな＿。　いやいや、桜の下に<br />
自販機でもあれば、何か飲み物でも買って&#8230;。　　などと、<br />
例の如く優柔不断に迷いながら車を走らせていると、交差点辺り<br />
に「○○町 枝垂れ桜まつり。ここを左折」と看板があります。</p>
<p>　迷っていたところにこの看板です。これは神の意志に違いない<br />
（それ程のことではありませんが）とて、すぐに左折しました。</p>
<p>　この○○町というのは、まあいわゆる都会ではなく、低い山々に<br />
囲まれた地域で、小生の済んでいる近くでは特別に自然が残って<br />
いるといった雰囲気の地方と言えます。</p>
<p>　<img class="alignleft size-medium wp-image-5246" title="hazu1" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2012/04/hazu1-300x225.jpg" alt="hazu1" width="300" /></p>
<p>　しかし＿　よく考えてみれば、今は何ということも無い平日の<br />
２時ごろです。　「まつり」といっても、日曜とか、夜とかなら<br />
ともかく、こんな時間に人が集まっているはずもなく、門が<br />
閉まっていて、「本日はお休み」とか書いてあるのではないか、<br />
まあ、それならばそれで．．．　　などと思いつつ車を走らせると、<br />
「枝垂れ桜まつり 駐車場」として矢印のついた看板があります。<br />
　ここを曲がって、畑に乗り込みそうになりながら細い道を進んで<br />
行ったのですが、駐車場らしき場所はどこにもありません。</p>
<p>　そのうちに、工事中の場所に行きあたってそれ以上進めなく<br />
なってしまいました。　やむなく、工事をしているおじさんに<br />
　「あの～、枝垂れ桜まつり　というのはどこでやって&#8230;」と尋ねた<br />
ところ、山の上の方を見上げて「お～い、なんとかまつりって、<br />
どこでやっとるんだ！」と大きな声で別の人にきいてくれました。<br />
「あ～それは確か向こうの国道にでて、それから左に回って．．．」</p>
<p>　いや、確かに今「駐車場」の看板が＿ と思いつつも車を戻します。<br />
でもどうやら、これから起こる情景が見えるような気がします。<br />
小生はこういう場合どこへ行っても、たいていは誰もいないところで、<br />
たった一人で見物したり、お茶を飲んだりして帰ってくるのが常です。</p>
<p>　<img class="alignleft size-medium wp-image-5247" title="koda1" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2012/04/koda1-300x225.jpg" alt="koda1" width="300" /></p>
<p>　今日も多分小生が行くと、まあ枝垂れ桜はきっと咲いているので<br />
しょうが、何も準備されていない場所に「まつり」と書かれた看板が<br />
ひっそりと立ててあり、申し訳程度に何か説明の書いてある資料が<br />
置いてあったりして、そこをうろうろしている小生を見て、係りの人が<br />
「こんな時間に一体何しに来たのだ。暇な人がいるものだ」などと<br />
言いたげにこちらを窺っている＿　と、そんなことに決まってます。</p>
<p>　あっ、簡単に話をしようと思っていたのに、余計なことをいろいろ<br />
書いているうちに、長くなくなってしまったようです。<br />
では、近いうちにこの続きを．．． 　　　　　　　　 （この項つづく）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://205.co.jp/kitapon/?feed=rss2&amp;p=5226</wfw:commentRss>
		<slash:comments>6</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>茶の湯余聞_４（正座のバリア）</title>
		<link>http://205.co.jp/kitapon/?p=5131</link>
		<comments>http://205.co.jp/kitapon/?p=5131#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 23 Nov 2011 15:30:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kitapon</dc:creator>
				<category><![CDATA[茶の湯余聞]]></category>
		<category><![CDATA[茶道]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://205.co.jp/kitapon/?p=5131</guid>
		<description><![CDATA[　先日久しぶりに大寄せ（多人数の略式茶会）へ行ってきました。
まあ、たまたまカミさんがチケットを持っていたので、ちょいと
暇つぶしに行ったのですが、久しぶりで顔を出すと何となく意識
過剰というか＿　構えてしまって、どうもいけません。
　

　自分に余裕がある時は、堅苦しくならぬよう、格好をつけず、
素人らしく自然に振る舞えるのですが、今回はどうということの
ない普通の大寄せにもかかわらず、妙に力が入ってしまって、
大仰にそれらしくお辞儀をしたり、肩肘張ってお茶を飲んでいる
自分が、何というか＿　小物に思えて嫌になったものでした。
　それよりも小生を悩ませたのは、正座のつらさです。
ちょっと中途から席に入ったこともあり、ほんの２～３０分の間
正座していただけですが、それでも立ち上がる時のつらさは尋常
ではなく、さらに帰るときにもう一度、道具の前に座りなおした
時の痛さといったら＿　もう思わず「○×△！！」と喚きそうに
なった程です。
　何故に、わざわざ（金まで払って）せっかくの休みの日に、
こんな痛い思いをしに出かけて来なければならいのか．．．
　以前にもお話ししましたが、小生は茶道の普及の最大の敵は、
（腹黒茶人はともかく）「正座」であろうと考えています。
若い人が正座が苦手なのはもちろん、足が悪い年配の人は結構
多いようです。
　各流派でもそれなりに、立礼とか胡坐をかいて座る方法とかを
考えているようで、それはそれとして結構なことでしょう。　しかし、
そうではなくて、正式の茶事に、または普通の茶会に、足の悪い
人も行けたらよいが＿　とも思うのですが。
　公共の場に、バリアフリーとか点字が用意されているのは、つまり
例えば車椅子を使用している人にも（専用の特別な場所ではなくて）
普通の場所を同じように利用できるということを目指しているのだと
考えられます。
　
　同様に、例えば茶会にも正座を助ける器具（いろいろありますよね）
のようなものを用意しておき、「正座の苦手な人は、御自由にお使い
ください」などと書いてあれば、我々は安心して出席できそうですが、
そんな茶会にはお目にかかったことがありませんので、少なくとも
そういう茶会はほとんど無いと言えそうです。　
小生が知らぬだけなのかもしれませんが．．．。
　つまり、大袈裟に言えば、正座のできぬ（足の悪い）人にも、
「茶会の開放を！」　というようなことです。
　でも、よく考えてみれば＿　　作法を知らぬ素人はもとより、
稽古が足りぬ新参者すら締め出そうという雰囲気漂う茶会が多い中、
そんなことを望むのはとても無理な話でしたか。
　おっと、ついつい例のごとく愚痴っぽくなったようで．．．（この項おわり）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　先日久しぶりに大寄せ（多人数の略式茶会）へ行ってきました。<br />
まあ、たまたまカミさんがチケットを持っていたので、ちょいと<br />
暇つぶしに行ったのですが、久しぶりで顔を出すと何となく意識<br />
過剰というか＿　構えてしまって、どうもいけません。</p>
<p>　<img class="alignleft size-full wp-image-5188" title="茶会13" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/11/chakaiimage13.jpg" alt="茶会13" width="300" /><br />
<span id="more-5131"></span><br />
　自分に余裕がある時は、堅苦しくならぬよう、格好をつけず、<br />
素人らしく自然に振る舞えるのですが、今回はどうということの<br />
ない普通の大寄せにもかかわらず、妙に力が入ってしまって、<br />
大仰にそれらしくお辞儀をしたり、肩肘張ってお茶を飲んでいる<br />
自分が、何というか＿　小物に思えて嫌になったものでした。</p>
<p>　それよりも小生を悩ませたのは、正座のつらさです。<br />
ちょっと中途から席に入ったこともあり、ほんの２～３０分の間<br />
正座していただけですが、それでも立ち上がる時のつらさは尋常<br />
ではなく、さらに帰るときにもう一度、道具の前に座りなおした<br />
時の痛さといったら＿　もう思わず「○×△！！」と喚きそうに<br />
なった程です。</p>
<p>　何故に、わざわざ（金まで払って）せっかくの休みの日に、<br />
こんな痛い思いをしに出かけて来なければならいのか．．．</p>
<p>　以前にもお話ししましたが、小生は茶道の普及の最大の敵は、<br />
（腹黒茶人はともかく）「正座」であろうと考えています。<br />
若い人が正座が苦手なのはもちろん、足が悪い年配の人は結構<br />
多いようです。</p>
<p>　各流派でもそれなりに、立礼とか胡坐をかいて座る方法とかを<br />
考えているようで、それはそれとして結構なことでしょう。　しかし、<br />
そうではなくて、正式の茶事に、または普通の茶会に、足の悪い<br />
人も行けたらよいが＿　とも思うのですが。</p>
<p>　公共の場に、バリアフリーとか点字が用意されているのは、つまり<br />
例えば車椅子を使用している人にも（専用の特別な場所ではなくて）<br />
普通の場所を同じように利用できるということを目指しているのだと<br />
考えられます。</p>
<p>　<img src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/11/seiza5.jpg" alt="正座5" title="正座5" width="300" class="alignleft size-full wp-image-5197" /></p>
<p>　同様に、例えば茶会にも正座を助ける器具（いろいろありますよね）<br />
のようなものを用意しておき、「正座の苦手な人は、御自由にお使い<br />
ください」などと書いてあれば、我々は安心して出席できそうですが、<br />
そんな茶会にはお目にかかったことがありませんので、少なくとも<br />
そういう茶会はほとんど無いと言えそうです。　<br />
小生が知らぬだけなのかもしれませんが．．．。</p>
<p>　つまり、大袈裟に言えば、正座のできぬ（足の悪い）人にも、<br />
「茶会の開放を！」　というようなことです。</p>
<p>　でも、よく考えてみれば＿　　作法を知らぬ素人はもとより、<br />
稽古が足りぬ新参者すら締め出そうという雰囲気漂う茶会が多い中、<br />
そんなことを望むのはとても無理な話でしたか。</p>
<p>　おっと、ついつい例のごとく愚痴っぽくなったようで．．．（この項おわり）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://205.co.jp/kitapon/?feed=rss2&amp;p=5131</wfw:commentRss>
		<slash:comments>2</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>猫嫌いの近況</title>
		<link>http://205.co.jp/kitapon/?p=5006</link>
		<comments>http://205.co.jp/kitapon/?p=5006#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 31 Oct 2011 00:59:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kitapon</dc:creator>
				<category><![CDATA[閑話諸口]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://205.co.jp/kitapon/?p=5006</guid>
		<description><![CDATA[　（愛猫家諸氏には失礼ながら）　小生は、大の猫嫌いです。
　小さい時、姉が一所懸命世話をして可愛がっていた兎が、
無残にも殺されてしまったとか、どこに隙間があったのか、
いつの間にか家の中に入ってきた猫に、お袋が飼っていた
大切な文鳥が一度に二羽も犠牲になるなど、許せぬ所業に
煮え湯を飲まされ続けてきたのです。
　

　そして決定的なのは、小生が高校生ぐらいの頃＿
　当時の小生の部屋は、我が家の庭に建てられたプレハブ
ハウスであり、よく工事現場などでみかけるタイプの、
板を組み合わせただけのような構造の建物でしたが、当然、
屋根にも天井などは無く、ただ一枚の板が置いてあるだけ
ですので、雨が降るだけでものすごい音がしたものです。
　この屋根の上に近所の猫が毎晩５～６匹集まって、大暴れ
するようになったのです。
　互いに大声をあげて取っ組み合いの喧嘩をするのですが、
これがあきもせず毎晩毎晩繰り返されます。
　まあいってみれば毎晩小生の頭の上で暴走族の集会がある
ようなもので、とても寝ていられません。
　やむを得ぬので、外に出て行って、そこらあたりにある物を
手当たり次第に投げつけて、やっと静かになったところで
ベッドにもぐりこむと、すぐにまた集会が始まるのです。
　この頃は大げさでなく、本当に寝不足に悩まされました。
　当然、猫は皆憎く思えました。
道などで猫に出会おうものなら走っていって蹴飛ばそうと
したり（その前に逃げられますが）、石を拾って投げたり
したものです。
　そんなですから、猫の方でも小生が近付くと一瞬で居なく
なります。たまにうっかり小生のそばに来てしまった猫も、
小生が少し体を動かしただけでたちまち逃げ去るのです。
　小生と猫とは、このような関係を保ったまま、何十年も
過ぎてきました。
　　*****
　ところが、どうも最近様子が変なのです。
小生が近付いても、知らぬ顔をしている猫が多くなったのです。
しゃくなので石を投げる振りをしたりすると、面倒そうに
離れていったりします。
　それどころか、ふと気が付くと体を摺り寄せてくる猫も
いたりして、怒るよりあっけに取られることもあるのです。
（「窮猫懐に入れば小生も蹴らず」　か ．．．）
　
　つい先日などは、小生の近くに来るやいなや、ゴロンと腹を上に
して寝そべった猫が、前足で手招きするのを見て、さすがに小生も
噴き出さずにはいられませんでした。
　これは一体どういうことなのでしょう。
最近の猫が図太くなったのでしょうか、それとも
歳のせいで小生の体から殺気が消えたのでしょうか。
　そしてある日．．．
夜中にふと気が付くと、見知らぬ猫が小生の横で気持ち良さげに
寝ていた＿　なんてことになったらどうしよう、　　などと、
不気味な心配をしている今日この頃なのです。（この項おわり）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　<span style="font-size: xx-small;">（愛猫家諸氏には失礼ながら）</span>　小生は、大の猫嫌いです。<br />
　小さい時、姉が一所懸命世話をして可愛がっていた兎が、<br />
無残にも殺されてしまったとか、どこに隙間があったのか、<br />
いつの間にか家の中に入ってきた猫に、お袋が飼っていた<br />
大切な文鳥が一度に二羽も犠牲になるなど、許せぬ所業に<br />
煮え湯を飲まされ続けてきたのです。</p>
<p>　<img class="alignleft size-full wp-image-5167" title="cat1" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/10/cat1.jpg" alt="cat1" width="300" /><br />
<span id="more-5006"></span><br />
　そして決定的なのは、小生が高校生ぐらいの頃＿</p>
<p>　当時の小生の部屋は、我が家の庭に建てられたプレハブ<br />
ハウスであり、よく工事現場などでみかけるタイプの、<br />
板を組み合わせただけのような構造の建物でしたが、当然、<br />
屋根にも天井などは無く、ただ一枚の板が置いてあるだけ<br />
ですので、雨が降るだけでものすごい音がしたものです。</p>
<p>　この屋根の上に近所の猫が毎晩５～６匹集まって、大暴れ<br />
するようになったのです。<br />
　互いに大声をあげて取っ組み合いの喧嘩をするのですが、<br />
これがあきもせず毎晩毎晩繰り返されます。</p>
<p>　まあいってみれば毎晩小生の頭の上で暴走族の集会がある<br />
ようなもので、とても寝ていられません。<br />
　やむを得ぬので、外に出て行って、そこらあたりにある物を<br />
手当たり次第に投げつけて、やっと静かになったところで<br />
ベッドにもぐりこむと、すぐにまた集会が始まるのです。</p>
<p>　この頃は大げさでなく、本当に寝不足に悩まされました。</p>
<p>　当然、猫は皆憎く思えました。<br />
道などで猫に出会おうものなら走っていって蹴飛ばそうと<br />
したり（その前に逃げられますが）、石を拾って投げたり<br />
したものです。</p>
<p>　そんなですから、猫の方でも小生が近付くと一瞬で居なく<br />
なります。たまにうっかり小生のそばに来てしまった猫も、<br />
小生が少し体を動かしただけでたちまち逃げ去るのです。</p>
<p>　小生と猫とは、このような関係を保ったまま、何十年も<br />
過ぎてきました。</p>
<p>　　*****</p>
<p>　ところが、どうも最近様子が変なのです。<br />
小生が近付いても、知らぬ顔をしている猫が多くなったのです。<br />
しゃくなので石を投げる振りをしたりすると、面倒そうに<br />
離れていったりします。<br />
　それどころか、ふと気が付くと体を摺り寄せてくる猫も<br />
いたりして、怒るよりあっけに取られることもあるのです。<br />
（「窮猫懐に入れば小生も蹴らず」　か ．．．）</p>
<p>　<img class="alignleft size-full wp-image-5168" title="cat2" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/10/cat2.jpg" alt="cat2" width="300" /></p>
<p>　つい先日などは、小生の近くに来るやいなや、ゴロンと腹を上に<br />
して寝そべった猫が、前足で手招きするのを見て、さすがに小生も<br />
噴き出さずにはいられませんでした。</p>
<p>　これは一体どういうことなのでしょう。<br />
最近の猫が図太くなったのでしょうか、それとも<br />
歳のせいで小生の体から殺気が消えたのでしょうか。</p>
<p>　そしてある日．．．<br />
夜中にふと気が付くと、見知らぬ猫が小生の横で気持ち良さげに<br />
寝ていた＿　なんてことになったらどうしよう、　　などと、<br />
不気味な心配をしている今日この頃なのです。（この項おわり）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://205.co.jp/kitapon/?feed=rss2&amp;p=5006</wfw:commentRss>
		<slash:comments>2</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>茶の湯余聞_３（茶道・左右流）</title>
		<link>http://205.co.jp/kitapon/?p=5109</link>
		<comments>http://205.co.jp/kitapon/?p=5109#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 17 Oct 2011 00:53:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kitapon</dc:creator>
				<category><![CDATA[茶の湯余聞]]></category>
		<category><![CDATA[茶道]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://205.co.jp/kitapon/?p=5109</guid>
		<description><![CDATA[　茶道の点前を見ていると、とくに柄杓や茶筅を扱う所作などは、
右利きの人用にできていて、左利きにはつらいだろうな＿と思います。
　

　茶道の流派に表とか裏とかがあるのだから、いっそのこと右流とか
左流とかあったらどうか（無いですよね）などと、素人ならではの
発想をしたりする小生ですが、最近の子供は、家庭で右利きに矯正
するということが、あまりなくなったせいか、昔に比べるとうんと
左利きが多いのも確かなようです。
　茶道を習っている人はともかく、初めて茶会に誘われて、うっかり
出かけた左利きの人は、出された菓子を慣れぬ右手で掴もうとして、
おっと、コロコロ＿　などということは無いのでしょうか。
　実は小生は小さい頃に頑固な左利きであったものを無理やり右利き
に矯正したせいか、ありがたいことに現在では両方の手がほぼ自由に
使えるのです。
　両方使えると便利なことが多く、特に怪我などをしてどちらかの
手が使えぬ時に、この能力は威力を発揮します。
　
　それでも、普段の生活で右手を主に使う作業と、左手が主な作業
とがあって、例えば、食事や字を書くのは右手ですが、絵は左手が
多いようですし、ハサミなどはどちらでもほぼ同じで、右側を切る
時と、左側を切る時で、ハサミを持ちかえたりしています。
　以前、左手を負傷して使えなかった時に、歯を磨こうとして、
右手であまりうまく磨けず、ここで初めて自分がずっと長い間、
左手で歯を磨いていたことに気づいた＿　などということもある
のです。
　小生の子供たちも、そういう便利な親父を見ているので、右利き
にもかかわらず（練習のために）左手で食事をしたりしています。
　さて、小生は茶道の話をよくしますが、何度も書いているように、
茶道の点前そのものにはほとんど興味がなくて、手順などは全然
知りません。それでもたまには自分で抹茶を点ててみたくなることが
（５年に一度くらいですが）あったりします。
　もちろん、面倒なことは無しで、カミさんに茶碗に抹茶とお湯を
入れてもらって、はいどうぞと渡された茶筅で茶を泡立たせてみる＿　
というだけのことです。
　これがなかなか難しいのです。小生は細かい泡がたくさんある
ような状態が好みなので、そのようにしようとするのですが、
なかなか見ていると簡単そうなのに、やってみると肩に力が入って
しまって、疲れるわりに泡が立ちません。
　で、右手が疲れて限界状態になったら、茶筅を持ち替えて今度は
左手で点てるわけです。途中から元気いっぱいの選手に交代した
ようなもので、さすがにこのあたりになると、まあまあの泡が立って、
飲めるようになります。
　
　茶道の点前には、こんな流派はないのでしょうか．．．
炉の位置によって、右手で茶筅を使ったり左手に変えたりとか。
（この項おわり）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　茶道の点前を見ていると、とくに柄杓や茶筅を扱う所作などは、<br />
右利きの人用にできていて、左利きにはつらいだろうな＿と思います。</p>
<p>　<img src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/10/LeftRight2.jpg" alt="左右流2" title="左右流2" width="300" class="alignleft size-full wp-image-5143" /><br />
<span id="more-5109"></span><br />
　茶道の流派に表とか裏とかがあるのだから、いっそのこと右流とか<br />
左流とかあったらどうか（無いですよね）などと、素人ならではの<br />
発想をしたりする小生ですが、最近の子供は、家庭で右利きに矯正<br />
するということが、あまりなくなったせいか、昔に比べるとうんと<br />
左利きが多いのも確かなようです。</p>
<p>　茶道を習っている人はともかく、初めて茶会に誘われて、うっかり<br />
出かけた左利きの人は、出された菓子を慣れぬ右手で掴もうとして、<br />
おっと、コロコロ＿　などということは無いのでしょうか。</p>
<p>　実は小生は小さい頃に頑固な左利きであったものを無理やり右利き<br />
に矯正したせいか、ありがたいことに現在では両方の手がほぼ自由に<br />
使えるのです。<br />
　両方使えると便利なことが多く、特に怪我などをしてどちらかの<br />
手が使えぬ時に、この能力は威力を発揮します。<br />
　<br />
　それでも、普段の生活で右手を主に使う作業と、左手が主な作業<br />
とがあって、例えば、食事や字を書くのは右手ですが、絵は左手が<br />
多いようですし、ハサミなどはどちらでもほぼ同じで、右側を切る<br />
時と、左側を切る時で、ハサミを持ちかえたりしています。</p>
<p>　以前、左手を負傷して使えなかった時に、歯を磨こうとして、<br />
右手であまりうまく磨けず、ここで初めて自分がずっと長い間、<br />
左手で歯を磨いていたことに気づいた＿　などということもある<br />
のです。</p>
<p>　小生の子供たちも、そういう便利な親父を見ているので、右利き<br />
にもかかわらず（練習のために）左手で食事をしたりしています。</p>
<p>　さて、小生は茶道の話をよくしますが、何度も書いているように、<br />
茶道の点前そのものにはほとんど興味がなくて、手順などは全然<br />
知りません。それでもたまには自分で抹茶を点ててみたくなることが<br />
（５年に一度くらいですが）あったりします。</p>
<p>　もちろん、面倒なことは無しで、カミさんに茶碗に抹茶とお湯を<br />
入れてもらって、はいどうぞと渡された茶筅で茶を泡立たせてみる＿　<br />
というだけのことです。</p>
<p>　これがなかなか難しいのです。小生は細かい泡がたくさんある<br />
ような状態が好みなので、そのようにしようとするのですが、<br />
なかなか見ていると簡単そうなのに、やってみると肩に力が入って<br />
しまって、疲れるわりに泡が立ちません。</p>
<p>　で、右手が疲れて限界状態になったら、茶筅を持ち替えて今度は<br />
左手で点てるわけです。途中から元気いっぱいの選手に交代した<br />
ようなもので、さすがにこのあたりになると、まあまあの泡が立って、<br />
飲めるようになります。</p>
<p>　<img src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/10/LeftRight1.jpg" alt="左右流1" title="左右流1" width="300" class="alignleft size-full wp-image-5142" /></p>
<p>　茶道の点前には、こんな流派はないのでしょうか．．．<br />
炉の位置によって、右手で茶筅を使ったり左手に変えたりとか。</p>
<p>（この項おわり）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://205.co.jp/kitapon/?feed=rss2&amp;p=5109</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>茶の湯余聞_２（偽の素人）</title>
		<link>http://205.co.jp/kitapon/?p=5064</link>
		<comments>http://205.co.jp/kitapon/?p=5064#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 03 Oct 2011 16:10:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kitapon</dc:creator>
				<category><![CDATA[茶の湯余聞]]></category>
		<category><![CDATA[茶道]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://205.co.jp/kitapon/?p=5064</guid>
		<description><![CDATA[　茶道というものは、人間を赤裸々にして見せる魔力のようなものが
あるような気がします。
　例えば、茶会とかの茶道に関連した場所に出ると、不思議なことに、
その人の本性が簡単に見えてしまうようです。
　

　これは、言ってみれば、その場所には禁断の木の実が一杯あって
心卑しい人はそれをもぎ取らずにはおられないので、周りの人は
びっくりして、すぐにその人の本性を見知ってしまう．．．
というようなことではないかな＿　と小生は考えています。　
　それでも、当の本人は自分の行動を恥じるのであれば、それによって
人間を磨くといったこともあろうかと思いますが、たいていの場合、
その本人はそれが恥ずべき行為であるとは少しも気づかず、かえって
自分が禁断の実を取ったことを自慢したいと思っているかに見えます。
　それでなくては、大寄せなどに見られる、一部の茶人たちの、あの
常軌を逸した行動は説明がつきません。
　さて、通常の生活では、一般に慎み深い人達は自分の知識や経験を
見せびらかすような行動は決してしないようです。
　実は詳しく知っていても、「へえー、そうなんですか」などと白を
切ったりするかもしれません。
　例えば、絵の展覧会に行ったとします。　
自分がとてもよく知っている画家の絵なので、同行の無知な友人に
いろいろ教えてやりたくてしょうがなくて、ついつい聞かれもしない
説明を滔々としてしまった＿
　こういう場合、普通は「はしたない」と言います。
まあ聞かれれば説明したとしても、自分の方がよく知っているという
ようなことはできるだけ隠すのが、少なくとも日本では礼儀にかなって
おり、望ましい上等な行動とされます。
　そんなことは無い、という意見もありそうですが、要は同行の友人が
どう感じるかが重要でしょう。　自分が気分がよいか、友人が気分が
よいかを考えれば、答えはおのずから出てくると思います。
　
　さて、小生のよく知っている茶人は、たまたま茶道の心得の全くない
人と一緒に抹茶を飲む機会があった時に、自分もその人と同じように、
素人の振りをして、何気なく「下手に」お茶を飲んでいたのです。
　その場にいて一部始終を目撃していた小生は「なるほど」と感服した
のですが（もちろん、時と場合によるとは思いますが）、このように
振る舞う茶人が一体どのくらいいるのだろうか。
　以来、小生はこの真似をして、少なくとも呈茶の場などでは、わざと
下手な振りをして飲んだりするようになったのですが＿
どうも何か勘違いがあるような．．．
　そう、小生はもともと本物の「素人」なので、「振り」をしなくても下手に
しか飲めないのでした。　　　　　（この項おわり）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　茶道というものは、人間を赤裸々にして見せる魔力のようなものが<br />
あるような気がします。<br />
　例えば、茶会とかの茶道に関連した場所に出ると、不思議なことに、<br />
その人の本性が簡単に見えてしまうようです。</p>
<p>　<img class="alignleft size-full wp-image-5087" title="茶会11" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/10/chakaiimage11.jpg" alt="茶会11" width="300" /><br />
<span id="more-5064"></span><br />
　これは、言ってみれば、その場所には禁断の木の実が一杯あって<br />
心卑しい人はそれをもぎ取らずにはおられないので、周りの人は<br />
びっくりして、すぐにその人の本性を見知ってしまう．．．<br />
というようなことではないかな＿　と小生は考えています。　</p>
<p>　それでも、当の本人は自分の行動を恥じるのであれば、それによって<br />
人間を磨くといったこともあろうかと思いますが、たいていの場合、<br />
その本人はそれが恥ずべき行為であるとは少しも気づかず、かえって<br />
自分が禁断の実を取ったことを自慢したいと思っているかに見えます。</p>
<p>　それでなくては、大寄せなどに見られる、一部の茶人たちの、あの<br />
常軌を逸した行動は説明がつきません。</p>
<p>　さて、通常の生活では、一般に慎み深い人達は自分の知識や経験を<br />
見せびらかすような行動は決してしないようです。<br />
　実は詳しく知っていても、「へえー、そうなんですか」などと白を<br />
切ったりするかもしれません。</p>
<p>　例えば、絵の展覧会に行ったとします。　<br />
自分がとてもよく知っている画家の絵なので、同行の無知な友人に<br />
いろいろ教えてやりたくてしょうがなくて、ついつい聞かれもしない<br />
説明を滔々としてしまった＿<br />
　こういう場合、普通は「はしたない」と言います。<br />
まあ聞かれれば説明したとしても、自分の方がよく知っているという<br />
ようなことはできるだけ隠すのが、少なくとも日本では礼儀にかなって<br />
おり、望ましい上等な行動とされます。</p>
<p>　そんなことは無い、という意見もありそうですが、要は同行の友人が<br />
どう感じるかが重要でしょう。　自分が気分がよいか、友人が気分が<br />
よいかを考えれば、答えはおのずから出てくると思います。</p>
<p>　<img class="alignleft size-full wp-image-5090" title="茶会12" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/10/chakaiimage12.jpg" alt="茶会12" width="300" /></p>
<p>　さて、小生のよく知っている茶人は、たまたま茶道の心得の全くない<br />
人と一緒に抹茶を飲む機会があった時に、自分もその人と同じように、<br />
素人の振りをして、何気なく「下手に」お茶を飲んでいたのです。</p>
<p>　その場にいて一部始終を目撃していた小生は「なるほど」と感服した<br />
のですが（もちろん、時と場合によるとは思いますが）、このように<br />
振る舞う茶人が一体どのくらいいるのだろうか。</p>
<p>　以来、小生はこの真似をして、少なくとも呈茶の場などでは、わざと<br />
下手な振りをして飲んだりするようになったのですが＿<br />
どうも何か勘違いがあるような．．．</p>
<p>　そう、小生はもともと本物の「素人」なので、「振り」をしなくても下手に<br />
しか飲めないのでした。　　　　　（この項おわり）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://205.co.jp/kitapon/?feed=rss2&amp;p=5064</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>茶の湯余聞_１（器で飲む）</title>
		<link>http://205.co.jp/kitapon/?p=4846</link>
		<comments>http://205.co.jp/kitapon/?p=4846#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 19 Sep 2011 03:34:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kitapon</dc:creator>
				<category><![CDATA[茶の湯余聞]]></category>
		<category><![CDATA[茶道]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://205.co.jp/kitapon/?p=4846</guid>
		<description><![CDATA[　今回のシリーズは、今までの続き話と違って、いろいろな話を
（まあ、「よぶん」な話ですが．．．）思いつくままに書こうと思って
います。
　これは、新しい試みとして＿　ということではなくて、続き話に
なるようなネタがそろそろ尽きてきたということにすぎません。
　
　で、今回は「器（うつわ）」についてのお話＿

　結婚して間もない頃、小生の家にまだ茶室はもとより抹茶茶碗も
無かった頃のお話です。（またまた古い話で恐縮恐縮．．）
　小生が抹茶を好きなことを承知しているカミさんが、初めて
夕食後に抹茶を点ててくれました。　しかし小生はそれが
あまりにもまずそうで、結局一口も飲まなかったのです。
　何故なら、抹茶が普通の飯茶碗に入って出てきたのですから。
　
　よくその手の本などに、料理は器（うつわ）が大切＿　などと
書いてあるのを目にすることがあります。
　しかし、そんな記事を見た時、小生はいつも
「まぁそれはそうかもしれぬが、そんなに大袈裟に言うほどの
ことはなかろう」とか、「それは道具道楽というものだろう」と思うのが
常でした。
　しかし、飯茶碗騒動以来小生の考えは変わり、食べ物や飲み物は
口やのどでのみ味わうものではないとはっきりと思うようになりました。
　いや、これは何もそういう味わい方が程度が低いとかそういった
次元の話ではなくて、もっと無意識に、本能的に、視覚や触感などを
総動員して味わっているものだなと、つくづく思った＿　ということです。
　
　さらに小生は、気に入らぬ対応の店で出された食事などは、もう
本当に「まずい」のです。　つまり（少なくとも小生にとっては）
店の対応も、味の重要な要素であるということでしょう。
　というわけで＿
「よい」茶会で飲む抹茶は、おいしくて、
「気に入らぬ」茶会で飲む抹茶は、本当にまずいのです。
　ところで話は変わりますが、栄養ドリンク剤というものがあり、
ＴＶなどでよく宣伝をしています。
　あんなものは毒にも薬にもならぬ＿　と思いつつ、小生もたまに
飲むことがあります。
　小生の場合は、安いこともあってタフ○○などを飲むことが多く、
まあ何というか、それでどうということもなさそうです。
（もっとうんと高いものは毒にも薬にもなるらしいですが．．．）
　あの不思議な味も、いきなり飲めば間違いなくまずいと思いますが、
健康によいと言われると、何だかおいしいようにも感じます。
　　
　さて、そのタフ○○をどういうわけかコップに移してから飲んだ
ことがあるのですが、思わずもどしそうになるほど、それはそれは
まずかったのです。
　不思議な話ですが、どうしても全部飲めませんでした。
　ぜひ一度、お試しを．．．　　　（この項おわり）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　今回のシリーズは、今までの続き話と違って、いろいろな話を<br />
（まあ、「よぶん」な話ですが．．．）思いつくままに書こうと思って<br />
います。<br />
　これは、新しい試みとして＿　ということではなくて、続き話に<br />
なるようなネタがそろそろ尽きてきたということにすぎません。</p>
<p>　<img class="alignleft size-full wp-image-5030" title="茶碗9" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/09/chawan9.jpg" alt="茶碗9" width="300" /></p>
<p>　で、今回は「器（うつわ）」についてのお話＿<br />
<span id="more-4846"></span><br />
　結婚して間もない頃、小生の家にまだ茶室はもとより抹茶茶碗も<br />
無かった頃のお話です。（またまた古い話で恐縮恐縮．．）</p>
<p>　小生が抹茶を好きなことを承知しているカミさんが、初めて<br />
夕食後に抹茶を点ててくれました。　しかし小生はそれが<br />
あまりにもまずそうで、結局一口も飲まなかったのです。</p>
<p>　何故なら、抹茶が普通の飯茶碗に入って出てきたのですから。</p>
<p>　<img class="alignleft size-full wp-image-5032" title="飯茶椀" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/09/meshichawan.jpg" alt="飯茶椀" width="300" /></p>
<p>　よくその手の本などに、料理は器（うつわ）が大切＿　などと<br />
書いてあるのを目にすることがあります。<br />
　しかし、そんな記事を見た時、小生はいつも<br />
「まぁそれはそうかもしれぬが、そんなに大袈裟に言うほどの<br />
ことはなかろう」とか、「それは道具道楽というものだろう」と思うのが<br />
常でした。</p>
<p>　しかし、飯茶碗騒動以来小生の考えは変わり、食べ物や飲み物は<br />
口やのどでのみ味わうものではないとはっきりと思うようになりました。<br />
　いや、これは何もそういう味わい方が程度が低いとかそういった<br />
次元の話ではなくて、もっと無意識に、本能的に、視覚や触感などを<br />
総動員して味わっているものだなと、つくづく思った＿　ということです。<br />
　<br />
　さらに小生は、気に入らぬ対応の店で出された食事などは、もう<br />
本当に「まずい」のです。　つまり（少なくとも小生にとっては）<br />
店の対応も、味の重要な要素であるということでしょう。</p>
<p>　というわけで＿<br />
「よい」茶会で飲む抹茶は、おいしくて、<br />
「気に入らぬ」茶会で飲む抹茶は、本当にまずいのです。</p>
<p>　ところで話は変わりますが、栄養ドリンク剤というものがあり、<br />
ＴＶなどでよく宣伝をしています。</p>
<p>　あんなものは毒にも薬にもならぬ＿　と思いつつ、小生もたまに<br />
飲むことがあります。<br />
　小生の場合は、安いこともあってタフ○○などを飲むことが多く、<br />
まあ何というか、それでどうということもなさそうです。<br />
（もっとうんと高いものは毒にも薬にもなるらしいですが．．．）</p>
<p>　あの不思議な味も、いきなり飲めば間違いなくまずいと思いますが、<br />
健康によいと言われると、何だかおいしいようにも感じます。</p>
<p>　　<img class="alignleft size-full wp-image-5034" title="グラス入りタフマン" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/09/glass.jpg" alt="グラス入りタフマン" width="250" /></p>
<p>　さて、そのタフ○○をどういうわけかコップに移してから飲んだ<br />
ことがあるのですが、思わずもどしそうになるほど、それはそれは<br />
まずかったのです。<br />
　不思議な話ですが、どうしても全部飲めませんでした。</p>
<p>　ぜひ一度、お試しを．．．　　　（この項おわり）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://205.co.jp/kitapon/?feed=rss2&amp;p=4846</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>怪談_弐</title>
		<link>http://205.co.jp/kitapon/?p=4939</link>
		<comments>http://205.co.jp/kitapon/?p=4939#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 07 Sep 2011 15:53:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kitapon</dc:creator>
				<category><![CDATA[閑話諸口]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://205.co.jp/kitapon/?p=4939</guid>
		<description><![CDATA[
　以前お話したように、小生の仕事場は自宅の１階にあるのですが、
この１階と２階はもともと全然別の目的で建てたものですので、全く
別の空間になっており、仕事が終わって自宅へ帰る時は施錠をして
から外階段を上って帰宅するという形式になっています。

　小生は夜遅くまで仕事をすることが多く、ほとんど１２時過ぎまで
一人で仕事場にいる（その代わり朝は遅い）のですが、深夜になり
辺りがしんと静まってくると、何の雑念も無くなって大層仕事が
はかどるようになるのが常なのです。
　でも、そんなときにふと周りを見渡すと、誰もいない仕事場が
妙によそよそしくて、部屋の隅の暗いあたりに、何か人の気配が
するような、そんなような落ち着かぬ気分になることが、どういう
加減か＿　年に何度かあったりします。

 
　で、その日は夕方から雨がしとしとと降っており、どうも何となく
「イヤ～な」予感がするような日でした。
　たまたまこの日は受験勉強中の息子が、静かな環境を求めて、
小生のすぐ近くの机で参考書やらノートやらを広げていたのですが、
それすらも、心強く感じられるような雰囲気だったのです。
　さて、仕事に没頭していてふと気が付くと、いつの間にかすっかり
時間が経っており、息子ももう帰ってしまったようで、小生一人だけに
なっています。
　さあ、こうなるといけません。
例のごとく、妙に部屋の片隅や隣の部屋が気になったり、自分の
後ろで今にも何かが動き出すような気がしたりで、これでは仕事
どころではなさそうです。

　それでも急ぎの仕事があったので我慢して続けていたのですが、
とにもかくにも一区切りついた所で、早々に切り上げて帰宅する
ことにしました。
　最低限の後片付けをし、携帯やら鍵束やら必要なものを確認し、
玄関口から外に出る前に部屋の照明を全部消すのですが、この
瞬間が一番いけないのです。
　真っ暗な中に一瞬白いものが．．．
などと勝手に自分で想像をたくましくして怖がっています。
　さて、この玄関口に出る手前にトイレがあるのですが、この時
まあ、我慢できぬでもないがと思いつつも、結局、用を足して
から帰ることにして、トイレのドアを開けたところ＿
　中から黒い人影が、ぬっと小生の目の前に現れたのです!!!

 ぅあぁ～～～～　～～　　～～
　自分の意志とは関係なく自分の悲鳴が口から発せられて止まらぬ
という体験を、小生はこの時はじめてしました。
*******
.
　この話はこれで終わりです。
えっ、それからどうしたか＿　ですか？
もちろん、くどくどと言ってやりました。
「脅かすんじゃないよ！」「もうとっくに帰ったと思っていたじゃないか！」
「だいいち何時間トイレに入ってるんだ！」「△□○※！」
　　　　　　　　　　　（怪談　おわり）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="alignleft size-full wp-image-4965" title="仕事場1" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/09/205_1.jpg" alt="仕事場1" width="300" /></p>
<p>　以前お話したように、小生の仕事場は自宅の１階にあるのですが、<br />
この１階と２階はもともと全然別の目的で建てたものですので、全く<br />
別の空間になっており、仕事が終わって自宅へ帰る時は施錠をして<br />
から外階段を上って帰宅するという形式になっています。<br />
<span id="more-4939"></span><br />
　小生は夜遅くまで仕事をすることが多く、ほとんど１２時過ぎまで<br />
一人で仕事場にいる（その代わり朝は遅い）のですが、深夜になり<br />
辺りがしんと静まってくると、何の雑念も無くなって大層仕事が<br />
はかどるようになるのが常なのです。</p>
<p>　でも、そんなときにふと周りを見渡すと、誰もいない仕事場が<br />
妙によそよそしくて、部屋の隅の暗いあたりに、何か人の気配が<br />
するような、そんなような落ち着かぬ気分になることが、どういう<br />
加減か＿　年に何度かあったりします。</p>
<p><img class="alignleft size-full wp-image-4973" title="仕事場2" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/09/205_21.jpg" alt="仕事場2" width="300" /><br />
 <br />
　で、その日は夕方から雨がしとしとと降っており、どうも何となく<br />
「イヤ～な」予感がするような日でした。</p>
<p>　たまたまこの日は受験勉強中の息子が、静かな環境を求めて、<br />
小生のすぐ近くの机で参考書やらノートやらを広げていたのですが、<br />
それすらも、心強く感じられるような雰囲気だったのです。</p>
<p>　さて、仕事に没頭していてふと気が付くと、いつの間にかすっかり<br />
時間が経っており、息子ももう帰ってしまったようで、小生一人だけに<br />
なっています。</p>
<p>　さあ、こうなるといけません。<br />
例のごとく、妙に部屋の片隅や隣の部屋が気になったり、自分の<br />
後ろで今にも何かが動き出すような気がしたりで、これでは仕事<br />
どころではなさそうです。</p>
<p><img class="alignleft size-full wp-image-4966" title="仕事場3" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/09/205_3.jpg" alt="仕事場3" width="300" /></p>
<p>　それでも急ぎの仕事があったので我慢して続けていたのですが、<br />
とにもかくにも一区切りついた所で、早々に切り上げて帰宅する<br />
ことにしました。</p>
<p>　最低限の後片付けをし、携帯やら鍵束やら必要なものを確認し、<br />
玄関口から外に出る前に部屋の照明を全部消すのですが、この<br />
瞬間が一番いけないのです。</p>
<p>　真っ暗な中に一瞬白いものが．．．<br />
などと勝手に自分で想像をたくましくして怖がっています。</p>
<p>　さて、この玄関口に出る手前にトイレがあるのですが、この時<br />
まあ、我慢できぬでもないがと思いつつも、結局、用を足して<br />
から帰ることにして、トイレのドアを開けたところ＿</p>
<p>　中から黒い人影が、ぬっと小生の目の前に現れたのです!!!</p>
<p><img class="alignleft size-full wp-image-4968" title="仕事場4" src="http://205.co.jp/kitapon/wp-content/uploads/2011/09/205_4.jpg" alt="仕事場4" width="300" /></p>
<p><span style="color: #3366ff;"> <span style="color: #993366;"><strong><span style="color: #cc99ff;">ぅ</span>あぁ～～～～</strong>　～～　　<span style="color: #cc99ff;">～～</span></span></span></p>
<p>　自分の意志とは関係なく自分の悲鳴が口から発せられて止まらぬ<br />
という体験を、小生はこの時はじめてしました。</p>
<p>*******</p>
<p>.</p>
<p>　この話はこれで終わりです。</p>
<p>えっ、それからどうしたか＿　ですか？</p>
<p>もちろん、くどくどと言ってやりました。<br />
「脅かすんじゃないよ！」「もうとっくに帰ったと思っていたじゃないか！」<br />
「だいいち何時間トイレに入ってるんだ！」「△□○※！」</p>
<p>　　　　　　　　　　　（怪談　おわり）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://205.co.jp/kitapon/?feed=rss2&amp;p=4939</wfw:commentRss>
		<slash:comments>2</slash:comments>
		</item>
	</channel>
</rss>

